桃種ついでに、

 一昨日、行きつけの喫茶店とその隣のラーメン屋に寄って、いつものマンガ雑誌チェック。結局この連休は前二日ちょっとからだを動かしたぐらいで、後の二日はぐーたら三昧。ちょっと庭仕事でもしようかと思っていたんですが、今日するつもりがダラダラと過ごしてしまった。
 で、ヤンジャンローゼンメイデン。JUMくんが大学生になっていたというか、それとも名前が同じ別人か?という設定。真紅に見覚えが無いあたり、別の話になっていそう。でも次の合併号には掲載されておらず、その合併号の次号予告にも案内が見当たらなかった。どうするつもりなんだろう?。
 マガジンはウミショーの最終回チェック。新入生が入って、部長としての成長から卒業まで見たかったような気はする。最終回なのに10頁しかなくって、ちょっと寂しい気はしたな。あと半年ぐらい連載を続けて、あむろたちの進路まで見たかったような気はする。
 ラブコメというよりは、ドタバタ要素が大きくて、まぁあまり期待してもいけないのだろうが、スポーツもしくは部活を通じての成長部分が圧倒的に弱かったのはバランスとしてはどうかなと思わないでもない。大会や他校との交流、先輩などの要素を入れるのだったら、そして先輩を卒業させるんだったら、もうちょっと時系列を重視しても良かったのかな?と。ストーリーで作りこみをしても別に人気が出るわけでもないんで、そこらへん好きにやってもらって構わないのだが、ただのドタバタなら飽きも早いんだよな。
 濱中アイとか、昔の究極超人あ〜るとか好きなので、こういう漫画はもうちょっと続いて欲しかった。先ほどキャラ達の成長を見たいとは言ったが、スポ根のように押し付けがましくないのはこの作品の利点ではあるよな。ゆるいだけに万人に対する共通項は多いだろうにと思うのだがどうか。泳げなかった主人公が泳げるようになるとか、マキオの立ち位置とか、不真面目でなければ誰にでも居場所はあるというところとかね。自分的にはもうちょっと見たかった作品ではある。
 オバドラも次回最終回らしい。そもそも最初っからツールドフランス日本人優勝とかぶちまけていただけに大丈夫か?と思っていたが、やっぱりというか。不幸話や仲間との連帯という、この作者の味付けは割と好みだったんだが、後ろ半分ぐらいはうるさく感じてしまった。結局レース何回やったんだっけ?。やっぱ一つのレースが長すぎとは感じるなぁ。ミコトチームの相手になるチームを一つもってきて勝負事をさせるんだが、その相手チームが複数あるのはごちゃごちゃしすぎていた。
 後半の三分の一は読まないことのほうが多かったのはそうなんだろうなというか。多分打ち切りだと思うが、構成力が今一なんだろうか?。仮に連載が続いたとして、海外編をどう描くのか心配にはなるわな。ここまで連載を貰うんだったら、細切れにしてレース数を稼ぎ、優勝とはいわないまでも海外レースで健闘する姿を見せるぐらいは出来たと思うんだが…。お涙頂戴エピソードをひとかたまりとして見たときには、そこそこ感動するのでもったいない限りではある。
 うーん、そういやマガジンがだんだん筋肉質的というか暑っ苦しくなってきているような気はするな。野球漫画もバスケ漫画も読むのに気合が入らなくなってきたしな。ゆるゆるな漫画って、絶望先生以外に記憶が薄くなっている。ネギまは読まないし。あ、ヤンメガぐらいか。でもあれも時々力が入るしなぁ。
 ビッグコミック系列はいつも通りかな。大衆酒場のおやっさんの「コンスタントに安い食材」の話は仕事上痛感することではあった。常にいいものを安くの成長至上主義の陥穽について触れていながら、日替わりという落としどころも用意していてよくできていたかな。