予算成立のため、国民の意識の矛先をうまく逸らしてきたわな。

 予算案が衆院を通過、年度内成立が確定・野党猛反発

 2008年度予算案と、ガソリンなどにかかる暫定税率の10年維持を盛った租税特別措置法改正案は29日夜の衆院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、参院に送付された。予算案は、野党が過半数を占める参院で議決しなくても、憲法の規定により年度内に自然成立する。野党側は審議が不十分だとして猛反発しており、ねじれ国会の与野党攻防は月末に向けさらに激化する見通しだ。

 本会議では予算関連の地方税法改正案も可決した。民主、社民、国民新の野党3党は予算案について「審議が尽くされていない」として予算委と本会議採決を欠席。来週からの参院での予算案審議に応じない方針を自民に伝えた。共産党は本会議に出席し、反対した。

 予算委員会、本会議とも大半の野党が欠席したまま当初予算案を採決したのは、リクルート問題で与野党が対立した竹下内閣の1989年以来の異例の事態。2月中の予算案の衆院通過は小渕内閣の2000年以来だ。 (02:05)

 与野党で十分な審議を尽くすからと言って両者を宥めていたのに、このザマ。まぁ分かっていたことではあるんだが、自分としてはなんで前回もめた時にいち早く講和なんてせず、問責決議でも何でも出してケンカしとけばよかったのにと思ってしまう。
 記事のタイトル数は多いものの、スグに流れてしまうような配置。イージス不祥事、毒ギョーザ、三浦容疑者のニュースなど、よく引き伸ばし工作が成功したなぁと。民主党も無料ガソリンスタンド法案も結局自民党にいいようにやられているんで、こんな形ばっかりの抗議しか出来ないとなると、支持層にそっぽを向かれると思うんだがね。石破の辞任要求よりもっとやるべきことがあると思っていたんだが。