今日のいきいきホットラインは

 面白かった。が、言ってることは「本気でそう思っているのか?」という内容。ブログがあって、Wikiでは

作家のブログにしては珍しく読者が自由にコメントできるようになっていたが、 誹謗・中傷で炎上があったせいか、コメント表示は許可制になっている。 但し誹謗・中傷の境界線は曖昧で、否定的な立場を取るコメントは許可制になるまでほぼ削除されていた。 その結果、現在は氏を賞賛するコメントのみが残っている。

 となっている。…。
 今日は医療介護を外国人に委ねますかとでもいうべき内容。投書の中にはまっとうなものもあって、日本人ですら激務でなりたがらないのに、外国人労働者を安直に受け入れていいのか?とか、問題の根本解決にはならないのではないかという疑問をていしていた。舛添が、医者も外国人労働者を受け入れるべきとか言っていたらしい。
 なかなかうまいやり方だとは思った。現在の日本だと日本人の医者だから我儘放題言っているわけなんだが、ここを文化も習慣も違う外国人の医者にしてしまうと文句を言い辛くなる。医者が日本人だろうと外国人だろうと治療を受けられないとか、文句を言ってたらいまわしにされて困るのは患者であり、どうせ患者にバランスとか時期をうまく合わせた効果的な治療方法なんてわからないわけで、それなら甘えが通用しない外国人の医者なら患者が黙るしかない。まぁ聞き分けのない困った患者には言葉が通用しない外国人の医者でもあてがっておけという自民党の封殺のしかたがいかにもらしいといえばらしい。
 看護や介護もそうだが、結局言葉の壁が邪魔になるということで、別に外国人労働者が日本語ができなくてもオッケーという流れらしい。医療や介護を受けたいのなら、日本人が英語を学べというわけだ。英語がわからなくて困るのは日本人だよ…というのもなかなかにして自民党のやり方らしい。
 あと、労働力の国際流動化はもう避けられないらしい。そのために医療や介護の場を外国人労働者にカイホーすべきだと。うーん、なんか頭痛い。別に現場に外国人労働者を入れるなとまでは思わないんだが、やっぱり昨日も言った通り、日本人同士ですらうまくいっていないのに、目先のカイゼンとやらのために外国人労働者を入れ、その時はなんとかもっても、患者のゴネ得体質や、医療現場の過労体質をなんとかしないと、却って事態は悪化すると思う。まだ今のうちなら医療側ではなく患者側を規制するガイドラインを設定するなりして、モラル向上の呼びかけで無理なら強制的に我儘をシャットアウトする仕組みを作れば間に合うと思う。正直消費性向が異様に強い団塊の世代のモラルを考えると心もとないのだが、まだ家族の上下関係で統制が利く例が残っているうちに何とかすべきだろう。“家族”の復活も兼ねて。っつーか、あんまり孝子とか考えない方向で。
 終盤、フィリピン人メイドは月4万で、老人の面倒も子供の面倒もよく見てとても働き者である、(そういうメイド欲しいよね?というリード)と言っていた。まぁ一年に50万のコストだから、40年雇っても2000万で済むわな。手許に一億あったらスグにでもリタイアしてメイドに家事は任せてのんびり余生を暮らすってのをやってみたいわな。しかし、逆に自分が4万で雇われて、そのフィリピン人メイドが熱心にやる仕事をやるか?と言われたら、そりゃやりたくないわけで。
 んHKの18:00台のニュースで何ヶ月前かにもやっていたんだが、仮にフィリピン人看護婦を国内に受け入れるにしても、賃金は日本人と同じにするらしいし、フィリピン人の看護婦に言わせりゃ、日本に行くぐらいだったら合衆国のほうが給料も良くて、機会があるのならぜひ合衆国という希望らしい。もう相手から足許を見られているわな。日本人がやりたがらない仕事を外国人労働者に金をちらつかせてやらせるわけだから、失礼千万ではある。で、苦労するのが、外国人労働者に日本のやり方を教える、日本人の医者なり看護婦なりの現場の方々。自分たちがまず我儘な患者の相手もしつゝ、かつハイレベルな技術や対応を要求され、無駄な手順や慣行、研修を受けさせられ、その上外国人労働者の面倒まで見なくちゃなんない。下手をすると受け入れた瞬間に医療介護が大崩壊するんじゃないの?。
 なんつーか、ゲストも売れることで必死なんだろうが、耳障りのよい言葉で支持を期待し、自分は安全な所で人を棒で叩くという態度はどうかなぁ?。え、自分とほぼ同世代?。もうちょっと現場に寄り添った意見を言おうよと。あ、慶応か。納得。