出かけてきた。

 目的は若者を喰い物にし続ける社会 (新書y)を購入&読書のための喫茶店行だったのだが、購入はしたものの喫茶店には行かなかった。本屋では小娘オーバードライヴ新書3巻も購入。最近本屋通いもあんまりやらなくなったので、これをいい機会といろいろ見回ってみた。
 新書ではふと新刊コーナーの横に特設コーナーみたいなものがあり、大東亜戦争の指揮官たち (WAC BUNKO 68)なんかを手にとって見たが、話にならない。なんで東条英機や辻正信なんかが評価されているんだか。WACとかいう今までちょっときいたことのない会社が出版していた。ワックBUNKOとかいうシリーズがあるが、著者の名前をちょっと見ると政府売国系のにおいがプンプンする。なんだかねぇ。
 マンガ雑誌も目ぼしいものがあれば査収しようかと目を通してみたのだが、どうも気が乗らなかった。面白そうな連載があっても、本一冊の中に1本あるかないかというぐらい。雑誌の種類が増えたのはいいんだけど、薄まった感じ。CODE-EXではないが、巫女装束を着させるために学生に弓道をやらせる漫画が結構あって、作家の安易な援用なのか、それとも購読者がそれを求めているのかはわからないが、発想のワンパターンさにげんなり。
 コミックアライヴ!に陰マモの連載があったのでざっと読んだら、ちょうどアニメでもやっていた沢菓家の防犯騒動のところでした。なんか沢菓の幼児体型を強調した作画っぷりで、まだらさいもそりゃ陰マモのおかげで仕事が舞い込んできたのはいいんだけど、汚れ仕事をやってるつもりで連載してんのかなぁと余計な心配をしてしまう。漫画版のほうは追っかけていないのでなんともいえないが、雑誌の性格上からか、あんまりサラリーマンの応援歌的な色があんまり感じられなくて、もう萌え要素のための連載になっているような気がするんだが、どうもね。
 結局、若者を喰い物にし続ける社会のほうは、オイル交換の時間待ちの20分ほど読んだ。作者の怒りみたいなものが感じられて壮絶なんだが、もうちょっと読んでみないとな〜。で、結局冒頭でも述べたとおり喫茶店には行かず、手許にある。
 週マガは実は先週のまで読んでいた。なんかオタ向けマンガ雑誌より、少年誌のほうがはるかに読む連載が多いというのも私が高校生の時には考えられなかったなぁ…と感慨に耽ってもいけないわけだが。涼風は大和君が妊娠させてしまって、涼風の父にちょっと認められるところまで読んだ。なんだかんだ言って涼風は妊娠していなかったという展開になるのかなと思っているんだけど、自分的には涼風が大学をあきらめてヤンママ人生を歩いて、大和君とドキュソ街道を進んでもらうと面白いと思っている。アニメ第二期の噂があるんだけど、本当かな?。
 漫画業界もちょっとこれから厳しくなるんでないかな?と思った次第。数ヶ月まではそんな風に感じてなかったんだけど、現在の自分だと漫画本より小説や新書などのテキスト主体の書籍のほうが面白いんでないか?と思っている。漫画に飽きたんかねぇ?。