で、もういちどバスに乗って十字街へ。

 到着したら、またまた市場に行って昼飯探しもかねて散策。外れたところに前の中国行でも見つけたプラモ屋を見つける。6畳あるかないかの狭い店舗で、AFVもあったが、ガンプラとあとフィギュアがほとんどだったように思う。さすが製作の本場と思わないでもなかったが、あまり売れている様子も無かった。
 昼飯は雲呑麺。チキンラーメンっぽい幅の麺に10個ほどの小さいワンタンがのって2元。また市場に入って、旅の目的の一つである、トロピカルフルーツを食べるために物色をする。ランブータンが結構なお気に入りだが、ここは一つドラゴンフルーツにした。1斤4元とか言っていて、5元とられたのでたぶん600g以上はあるのだろう。日本で売っているのとは違って結構大きい。飛行機に乗るときの便宜上刃物は持たないことにしているので、縦に二つ、4切れになるように切ってもらう。まぁドラゴンフルーツなのであっさり味ではあった。もうちょっとゆっくりした旅ならもっと果物を買って宿泊所で食べたりするのだが、今回はそういう余裕はなかったなぁ。
 で、結局十時街からは歩いて宿泊所まで帰った。で、テレビを見ている最中にうとうとして仮眠を撮るという結果に。あんまり遅くなって昨日のように夜の12時近くまで更新ってのもなんだから、起き出してこのネカフェにいる。
 明日は11時過ぎの飛行機で北京だ。もう帰る段階に入っているわけなんだが、よくよく考えてみると龍脊梯田と陽朔は余分だったかな。今挙げると、程陽と興坪に絞って滞在したほうがよかったような気がする。但し、程陽は桂林を朝早く出れば昼過ぎに到着はするものの、工事中ともあって往復に苦労する。興坪も程陽から桂林に帰り、そこから陽朔まで一時間半、さらに一時間かけると、移動だけで丸一日使うことになるので、かなり移動に苦労する旅になるわけだ。やっぱり休暇をもっと取れていたらってのが一番かね?。
 割と桂林は面白そうな町ではある。確かに規模のそこそこでかい都市で、あまり他の街と変わらないといわれればそうなのだが、規模がでかいだけにモノもたくさんあって、いろいろ散策する苦労を厭わなければ探索の価値はあるかもしれないと思った。陽朔は中心部のつくりがほとんど観光地向きにカスタム化されすぎていて凡庸だし金もかゝる。3泊ぐらいするのならレンタサイクルやレンタモーターを借りて郊外の散策をするにはもってこいだが、郊外の見所もそんなに行ってよかったというよりは、行程を楽しむのがベストだと思うので、ちょっと今回は無理だと思った。まぁでかいだけにモノや選択肢はあるかもしれないってのが桂林を見直したところだろうか。いや、雑多な街が好きなんですよ。