おそらく自覚無しに言ってるんだろうけどな

 首相、与党で過半数めざす・消費税「次の衆院選で」

 安倍晋三首相は9日午前、自民党本部で日本経済新聞などのインタビューに答え、参院選に関して「政策を進めるためには、より多数派を形成することが大切だ」と述べ、与党で過半数獲得をめざす考えを示した。

 ただ具体的な獲得目標議席や自身の責任ラインを明確にする可能性については「ありません」と言明。参院選の位置付けについては「私が積み上げた実績、私が進める改革を訴え、国民の皆様に判断いただく選挙だ」と繰り返した。

 首相は消費税に関して「上げないなんて、ひと言も言っていない」とした発言が波紋を広げたことから、インタビューでは軌道修正。「まずは歳出削減を徹底する。今秋に税制の抜本改革を議論するが、着実に経済は成長している。十分に(消費税率を上げない)可能性はある」と述べ、消費税増税ありきではないとの考えを強調した。そのうえで「税制の抜本改革の結果や姿について(争点となるの)は恐らく次の衆院選だ」として、消費税問題が争点化するのは次期衆院選になるとの見方を示した。(11:55)

 なんだろうな、この自信は。消費税に関してはたぶんセットで実施されるであろう経団連法人税減税で帳消しになるだろうし、歳出削減っていったって、天下り先の特殊法人への支出はおそらく削減が無いだろうと思われる。自分の懐に入る部分は増やし、それ以上に負担を国民に押し付けるんだとは思うが、実際自分もネットをやらなきゃ自民党の微に入り細に入るおためごかしには気がつかなかったので、アンテナを張っていない日本国民はまたダまされるような気がしないでもない。
 なんつーか、日本人がそれでも大部分が巨人を応援して、野球人気そのものががた落ちになっている*1のを見ると、目先のことにしか意識が向かず、船全体が沈んでいることに気がつかないっていうか、お構いなしって流れになってるんかね?。食料自給率100%を目指すと言った民主党の政策をハナで安倍は笑ったと言うが、それでも農村票は自民党に流れるんですかね?。

*1:いつのまにかファン自身が野球に興味を失っているのをある日突然気がつくってとこかな。もちろんひいきのチームはどこだってよくなっていて、看板選手なんて知らぬ人間になってたりするような状態なんだと思うんだが。