世情いろいろ

 今週は相撲でいきいきホットラインはお休み。先々週のゆとり教育のスポークスマンは当り障りのないことを言っていた。まぁゆとり教育でも一聴してすぐ非難を浴びせるほどのインパクトはなかったから、そういう人なんだろう。ファンタジーを撒き散らして現場を荒らし、天下りできるんだから手八丁口八丁とはよく言ったもの。先週は体を鍛えるどうのこうのといったはなしで、やはり主婦向けだったようだ。ふつかぐらいは体のラインがどうのこうのといっていたからそうなのだろう。ただし、5日通して毒にも薬にもならないお話で、だらだら聞くには悪くないとは思った。
 なんか日本もまだまだ捨てたもんだというニュースが多いねぇ。今朝見たのは
 日本の主要各党、米で論戦・参院選、海外初の討論会

今回の参院選から海外在住の有権者比例代表と選挙区の両方で投票できるようになったため

 らしいが、どう考えても米国向けのアピールだろう。

猪口邦子(自民)、丸谷佳織(公明)、西村智奈美(民主)、笠井亮(共産)の各衆院議員が日本から参加した。

 そうだが、野党のインパクトが小さいかな。自民・公明はどう考えてもアレなんだが、民主は微妙かな。国民新党あたりが古きよき日本を取り戻そうと努力しているのかと思ったら、選挙結果によっては古巣に帰りたいらしいのでちょっと敬遠。あとは維新政党新風だの、社民だの、共産だのってのがましかなと思わんでもないんだけど、どう考えてもこれらが与党になるのは非現実的なんで、民主あたりが無難なのかもしれない。
 あと、帰りしにこんなニュースが流れていてビックリ。日経以外は裁判長の判決文を載せているのだが、ここはユダヤ系のロイターを転載。
 東京高裁、ブルドック防衛策差止め求めたスティールの抗告を棄却。一部を抜粋。

 東京高裁はスティールを乱用的買収者と認定した根拠として「最終的には対象会社(ブルドック)の資産処分まで視野に入れたひたすら自らの利益のみを追求しようとしている存在」と指摘した。

 うーん、どうかな?。買収した会社やその従業員がその後どうなろうと、ただ投資会社は金儲けのために自分の利益のみを追求してもよろしい。特に外資に対してそれを多いに奨励したのは、小泉・ケケ中ではなかったのだろうか?。まぁユダヤ国際金融がそれを行うために彼らをしてそれを可能たらしめたってのはそうなんだろうけど、小泉改革は弱者に痛みを・強者に甘い汁をって感じだったから、自分的にはいい方向とは思うんだが、しかし企業ってのは他人を犠牲にしてまでも利益を追求する集団だってのは裁判所も公認だったんじゃないだろうかね?。まぁ上告でもして最高裁が「やっぱりユダヤ金融のハゲタカ行為は許すっ」ってなってズコーみたいな結果になるかもしれんのだが。
 自民党清和会のやらずぼったくりぶりに待ったがかゝったと見ていいんですかね?。昔は(10年とは言わないと思う)企業の大株主ってのは主幹銀行だったり系列会社だったりで、持ち合いだったような気がするんだが、気がつきゃ外資に買い占められていて、日本企業なんだかユダヤ企業なんだかわからない状態になってますわな。ゴールドマン・サックスしかり、リーマン・ブラザースしかりで。
 なんか景気がいいって話しだけど、投資ファンドが会社転がしをして濡れ手に粟状態なのをそう言ってるんだとしか思えないわな。会社を売り、従業員を売り、日本を売ってわずかばかりの金を得た権力者は、そりゃ日本がダメなら逃げりゃいいんだろうけど、なんだかねぇ。
 最近の株主への高配当志向も、ユダヤ金融が日本企業を乗っ取ってからのことであって、それ以前はすずめの涙ほどの配当しかなかったような気がするんだがね。日本企業が日本企業に高配当を支払っても税金分だけ無駄になるのでそりゃ昔は効率が悪かったんだろうけど、今のように企業は従業員を派遣だの偽装請負でこき使って十分に配分せず、配当で外資を優遇して、会社がダメになったら従業員が路頭に迷おうとも、その会社の製品が生産されないことで消費者が困ってもお構いなしだもんなぁ。まだ小泉改革とか、その継承者とやらにダまされつづけるんですかね?。