責任の“一”字。
ジェットコースター的展開は面白いと思うんだけど、右へ左へと振り回された挙句微妙な方向に飛んでいってしまうのはどうなんだろうな。結局永澄が｢好き｣という言葉を不用心に出してしまうから混乱するんだが、二股かけるつもりが無さそうな彼がこういう言葉を吐くってのはただのバカなんじゃないかとさえ思う。
まぁ正直話をぶん回すってのが目的だろうから敢えてああいう展開にしたと思うし、それを取り立ててああだのこうだの言うのも無粋ではある。誤解される場面を作ってルナパパ激怒ってシーンを作るのがデフォルトなわけで、それは見え見えなんですけどね。別に観客の納得が必要だとも思わないしな〜。でも、ルナ・永澄・巻のかけあいが非常に楽しかっただけに惜しいと思ってしまいましたね。男をあげる発言ができる永澄が失言だの、誤解される仕草だの、ちょっとお粗末かなと。
で、燦のぶっ飛んだ思考パターンもどうかね？。永澄を信じてもいるし、失いたくないからのあの発言なのだったらわかるんだけどね〜。燦が天然だということを強調していただけに、脚本もしくは演出（絵コンテか？）の意図が見えませんね、今の段階では。確かに燦が何を考えているか、モノローグなどを見せてこなかったから、燦の意図を隠して視聴者に燦自身にも自覚できていない揺れる乙女心を推察させるという部分が無いとは言い切れないんですけどね〜。
