この青空に約束を― 〜ようこそつぐみ寮へ〜 第5話「藤村 静(前編)」

 作画監督 木下ゆうき。
 うーん、ありふれた話だしドン臭いんだけど、こういう話に弱いんだよね。恥ずかしながら同じような話を見てきていても、年を重ねると分かってくる部分とか増えてきて、あらためて今までの自分の無知さ加減を思い知らされてしまうっていうか。
 ほったらかされて育った子供が感情乏しいところとか、あぁなるほどなと思ってしまった。少しでも親の愛情が注がれていたら、つぐみ寮に行くなんてことはほとんどありえないわけなんだが、飯のあとの寝たふりなんて偶然見つけた自分の居場所を必死で確保しようという思いなんだわな。航の人のよさ加減もありえないし、海己のいい娘加減もありえない、ありえないんだが見ていて心地よい。
 普通一波乱起こして次へのヒキだと思うんだが、波乱は次回へまわすらしい。次回予告だとどんな波乱かバレバレで、これは惰性かもしれないんだが、それでも次回を見たいとは思ってしまう。なぜだ〜?。