がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 第6話「シナモンシュガーレイズド・ハピネス」

 様子が違うと思ったら、やっぱり金月脚本。といっても前回も金月脚本だったので今回はどうして雰囲気が違ったのかを考えてみると、やはり唐突な場面転換だったように思う。いきなり雑然とした生徒会室でむっちーにすがるみかんを見て、なにごとかと思った。しかしあとからよく考えてみると、すべてのイベントは時間通りにならんでいたのでびっくり。なるほど。
 公式にはただむつきはみかんをからかうのが好きと書いてあるだけだが、今回を見るとむしろむっちーにはみかんが必要だし、みかんにはむっちーが必要なんだということが伝わってくる。クラス発表の掲示板のシーンで、みかんの隣にいた芽生が不自然だと感じたが、なにか意図するものがあるのだろうか。まぁむっちーの家には普通の女の子はよりつかんわな。
 友達から仲間へというテーマがどうまなびのアイデアに繋がるのかよくわからん。あとエロ描写はせっかくの脚本の品が悪くなるように感じた。しかし目くらましも含めて全体的な質はよかったように感じる。
 みなさんはどこで泣きましたか?。私はまなびがミスドで食事会をやるって言ったときのむっちーとみかんの態度で涙がこぼれましたよ。なんで今までむっちーが生徒会に入っていなかったのか不思議に思っていたんだけど、今回で合流(もしかすると員数外扱いで、正式な生徒会役員ではないのかもしれないが)。しかし、桃ちゃんを除く4人のすべての組み合わせの関係性を描くとは思わなかったよ。なんつーか、スタッフがこの作品にかける想いがひしひしと伝わってきますよ。