ちょこッとSister 第12話まで視聴。

 12話で大泣き。
 なんか結局まとめ書きとは言え感想を挙げているんだが、やっぱり出来がいいとこうなっちまうんだろうな。一話ずつではなくて集中してみているのも何らかの効果があるのかもしれんし。
 今話まで見ていると、やっぱり今までに失われてきた日本の習慣の美しいところを改めてクローズアップしているという部分があるんだろう。温泉エピソードはモロそうだろうし、それ以外の部分でもそうなんだろうなと思わせるところが盛りだくさん。ちょこは男という設定でもいいし、かわいい嫁という記号も背負っているし、親にとってのかわいい子供という視点も大いに入っている。外見は10歳前後なんだが、精神的には3〜4歳ぐらいの子供のように思える。無条件ではるま(親)を慕う様子や世間に対してのイノセンスぶりはぴったりだわな。そしてアパートのほかの住人がやっぱりちょこをはるまの子供として扱っているというのも微笑ましい。今回はるまが精神的に追い詰められていたので例外となってしまったが、ちょこのどんな振る舞いにでも決して叱らないで接している様子は見ていて和む。貧乏姉妹物語に私が求めていたものをこの作品で手に入れたような気がする。またとなグラ!の勇治も大概妹に対していい兄だったが、これは作品内の住人全員が勇治を髣髴とさせる振る舞い。管理人さん視点はF1層向けであるらしく、獲得人数は少ないんだろうけど、女性が見てもいいようなつくりになっていることにも感心。