N・H・Kにようこそ! 第12話「オフ会にようこそ!」

 お不快?。
 原作小説には無かったような気がするが、忘れちゃっているだけかな?。まぁ漫画版とのミックスらしいので、厳密に小説をなぞっていなくても構わないっていうか、むしろ先が読めてしまうよりは私にとってよろしいんではないかと。そういやもう3話ほど溜まっていたので、ぼちぼち視聴ということでよろしいでしょうか?。
 佐藤君がひきこもりとは思えないほど活力に溢れておりました。病み上がりにしては、かなり人当たりが良すぎるぐらい。岬ちゃんや山崎に連れまわされて実際にはひきこもりを脱しているんだけど、まだ人との適切な距離がとれなくて空回りしているという表現としては抜群にいい。自分のことをひきこもりと言い切れるぐらい以前の自分を客観視できているので、対人的な症状はもう大丈夫なぐらいなんだろう?。というか佐藤君のひきこもりって何が原因だったのか?。今の状態を見て、つらつら考えてみると「ただのグータラ」であって対人障害によるひきこもりとは違うんではないのだろうか?。今後の描写で佐藤君がまた対人関係で失敗でもして再度ひきこもりでもしたら、それはただの躁鬱ではなかろうかと釘を刺しておく。主人公が高校時代を冷静に振り返ってみたり、いい話ではあるんだけど、ありえない気がしなくもない。高校時代斜に構えていたのなら、なんでクラスのうちの一人が一生懸命だからといっても、忘れちゃっているだろう?普通。あと岬ちゃんと山崎、瞳カレが一堂に会するのは不自然すぎ。スタッフも辛いところだろうな。ここで最終シーンに行ってしまうわけにも行かんしなぁ。
 なぁ。
 …。
 。


 というか、いいのか?この展開。
 佐藤君が実質ひきこもりから脱しており、実は小説版のラストが示している通りの、“どうやってひきこもりから脱出できるか”といういわば「解」まで示してしまっちゃっているんだけど。もしかしてまだほのめかし程度のつもりなんでしょうか?。それとも小説版のラストとは違った〆をするつもりなんでしょうか。アニメ作品としてのテーマがひきこもりでなくてもいいんだけど、なんか単なる青春ドラマになっちゃっているような。
 あぁ、岬ちゃん@牧野由依の声はなかなか甘ったるくて心地いいですよ。もう岬ちゃんと佐藤君の二人の閉じた物語でなくなっちゃってるから、数いるかわいい女の子の一人でしかなくなってる。あと委員長@早水リサの声が大阪弁じゃなくて意外。まぁ爆裂天使とか武龍しか注目していなかったからな。