低予算アニメの辛いところよ。
話としてはごく普通かな。猿飛が石田三成をまくところとか、封印魂をアヤカシが手に入れても何も起こらないが飼い殺しにする必要があるとか、自分を心配してくれているであろう仲間に対するムサシの態度、デスペラードを仲間に入れるところ、自分の分身とではなく自分の過去と戦うこと、などストーリー的によく考えられていると思います。ただ演出というか表現に金をかけられないから底の浅いものに見えてしまう。錬りこんだら結構うならされる作品になる可能性を持っていると思うんですが、もったいないことです。
OP・EDとも動画を変えないのなら無理に別の曲を持ってくることもないだろうに。新人もしくはマイナーアーティストの販促には微妙な舞台だろうし。そんなに悪いとも思わないんだけど妙に落ち着いてしまって、この作品の持つハチャメチャさが減じられた感じかな。バックバンド（といっても打ち込みでしょうが）はこれまた金がかかっていない模様。
