ローゼン第2期 その後

 ローゼン第2期と打ち込むのはめんどいので、以後トロイメントと称することに。
 さて、最終回の放映後、時間もかなり経ったのでネタバレも構わないかなと思います。あれからトロイメント関連のサイトめぐりもしていないので、他の作品の感想を読むついでにたまたま目に入るぐらいなんですが、まぁあんまり好意的ではないなぁ。まぁ私の「アリスゲームは競争社会・成果主義市場原理主義などの社会の混乱のメタファー」というのも、あくまで妄想であって、本当にスタッフがそのような意味をこめているかどうかなんてわからないのですが、やっぱり今でもそう思ってしまいます。
 あと、ラピス妹がメルと戦ってローザミスティカを失ったとき、「負けてローザミスティカをメルに奪われるぐらいなら、負けが確定しないうちにヤーデ姉に託したい」という読みは外れていたということで。最終回、敗れたメルからローザミスティカが現れたとき、それらは意志を持って移動していたように見える。もし私の読みどおりなら、ラピスがメルと戦ったあの時ヤーデ姉に向かっていくはず。が、行かなかったからそれはないかと。
 最終回、ラピスのローザミスティカがクリスに移動したとき、あれはヤーデ姉のローザミスティカに引かれたのだというサイトさんが多かったように思います。たしかにそれはそのとおりだとは思うんですが、私があのときにした解釈は単純にラピスの考えるアリスゲームのコード(規則)に従って、強いもののところに移動したと考えてました。姉の意志を尊重するならむしろルビンのところに移動すべきだと思っていましたので。まぁ2つともルビンが頂戴して横取り感を引き起こしてもいけないし、クリスが3つのローザミスティカを持つからこそルビン(彼女自身のものと合わせて3つ)とも対等に張り合えるわけですし、メルのローザミスティカがクリスではなくルビンに移動したからこその意外性が面白くもあるわけです。物語性を考えるとうまく作っているように感じます。
 ラピスとベーレが停止状態のまゝなのは、クリスが関わった部分のアリスゲームのみが無効というほかのサイトさんの読みですが、まだ今一信じきれません。まぁ槐=本当のお父さま説よりはるかに違和感はないのですが。まぁそうなると、アリスゲームはまだ終わっていないということになりませんか?。それはラプラスの魔の発言からちょっと考えにくいんですよ。ただ、そのように考えてみると正にスタッフが今この瞬間をどのように捉えているのかが垣間見えるようでかなり面白くも感じます。
 まぁ長くなりましたので、また一度休憩します。他の作品も見たいですし。というよりこれから出勤なんですが。もちろん寝てはいますよ〜。