ガンパレード・オーケストラ 第10話「戦争の犬たち」

 もうちょっと手馴れた部隊の描写かと思えば、またシロート集団ですよ。
 まさか準龍師が中隊長ってことはないよね。芝村中隊長は手練なんだけど、隊員の消耗が激しく錬度の低い補充しか入ってこないということであればわかるんですが、まさかこの部隊が精鋭だということはないよね。PKは前線に出るなよ!とか、あそこで撤収命令が出たのは部隊に休養を取らすためにも中隊長としては喜ぶべきことなんでないの?というツッコミはしてはいけませんでしょうか?。
 前作しかゲームはやっていないんですが、初期状態では錬度が低く部隊を育てる要素があったので、販促としては問題はないとは思います。が、アニメ作品としての完成度を期待していたのでちょっと失望感が。今回の話としては山岳兵というだけでなくライデンの紹介もかねていたと思うのですが、あまり説明っぽくしないほうが良かったのではないかと。幻獣自身の説明すら満足にしていないんだから、視聴者は後からついてきなさいという構成でも不具合はないはず。幻獣を数たおしていた割には、攻撃が突っ込み型で単調だったのでうならされることもなし。しょぼい攻撃でも絵的に派手だった第4中隊編のほうがそれなりに説得性があったように感じるので懐かしい。今話を見た限りでは、まだ第4中隊の掘り下げをした方が楽しめると思うのだが…。話数配分がいまいちよくわからないので山岳部隊編(もう一部隊あるよね。)がどのくらい描写されるのかわからないのですが、期待していいのか不安です。
 次回はまた員数合わせネタです。こういうの好きなのかねぇ。