ちょっと興奮がおさまらないのですが、むしろ視聴直後の感想を記録しておくという意味で敢えて書き留めておきます。
SEEDの時に感じたようにトレンディドラマとは言いすぎですが、人間ドラマとしてはそんなに悪くなかったように感じます。ただそう割り切ってしまえるほど簡単ではなく、ヲマエら社会的リソースを何だと思ってんだ！との罵詈雑言は浴びせておかなくてはなりません。
ひとまず最大の問題来年に続編はあるのか？という疑問は尽きませんが、前回私が行った私の予想はほぼ全部外れました。むしろ外れたほうが嬉しいとすら感じます。みんな殺して大団円ではなく、退場したキャラはデュランダル・グラディス・レイの３人ぐらい。ミーアとかジブリールとかヴェステンフルスとか連合の方々とかいらっしゃいますがまぁ主要なのはプラントの数人でしょう。ただデスティニープランの否定およびラスボスへの懲罰ということでデュランダルの退場は納得がいくものの、グラディスの退場はストーリー上の意味がないように感じるほか、せっかく調伏したレイの退場の意味がやはりわかりません。続編があろうとなかろうとテロメアが長かろうと短かろうとレイを生かしておくのには意味があると思います。不殺のキラが生かしてまでおいて、君は君自身とまで言い、運命を受け入れるべきといった最愛のデュランダルまでレイの手で否定したのだから、少なくともレイ自身のその後の生活を想起させるものでないと今回描いたストーリーラインが意味のないものになるのでは？。というより、最終回にいたってラウの物語を閉じるという意味でSEED DESTINYの主人公は実はレイだったのでは？とまで私は思い始めているわけなんですが。
うぅ…やっぱりダメ。書いてくるほどに冷静になり、粗が目立ってきました。超兵器を止めるのは許せるにしても要塞を陥落させるのはやりすぎ。ホントそれだけの能力があるんだったらこれからの戦いはあんたらだけでやりなさい。たぶん１年も経たないうちに世界は平和になるよ。とにかくプラントが連合との戦争直後で戦力がダウンしているにしてもオーブはもっと疲弊しているのだから、戦力的にオーブ側が勝つのは絶対に描写としておかしい。ラクス派が裏切ったにせよ、そうならばもっと描写はしておくべき。
地球上ではオーブ側はごく少数派であって、ロゴスからの解放者としてのプラント、もといデュランダル支持派は圧倒的に多数派のはずなんだが、これからどうするんだろう？。そんな余裕はないにせよ、オーブは精神的に袋叩きに遇うんじゃないだろうか？。プラントにおいてもラクス（本物）の露出はわずかなので、ロゴスを倒して地球側の支持を取り付けたデュランダル派は多いんじゃないだろうか？。それがポッと出のラクス派がプラントをまとめられるとは到底思えないんですが。SEEDからDESTINYに移るにあたって、SEEDの戦争のけりをうまくつけた上での紛争の提示がまだそれなりに説得力があったのが、仮に続編があるとしてどうやってこじつけるのか心配になってきます。
あぁ、とりあえずこのへんで頭を冷やします。
