様子見はだいたいどのくらいが適当か

 普通なら感想サイトを立ち上げてまで視聴するなんて、ぐうたらな自分からはぜんぜん予想もつかないことでした。それほどこのアニメに魅力があるのかといわれれば、「人によるんじゃない」といったところです。このアニメに惹きつけられたのは事実としても、ブログをはじめてみたいという気持ちがあったことも要因のひとつですし。
 さて題意なんですが、私はだいたい4話ぐらいで良駄作がある程度判断できると思っています。ここまで見て良作と判断したら、まず大当たりしなくても外れの確率は経験上ありません。
 初回・第2話は掴みの部分なので、たいていの作品ではクオリティを上げてきます。言い換えると、全体の予算の中から、初回部分に集中して配分する作品が大半です。出版社に勤めていた友人によると、雑誌は初回の売れ行きを見たらその後の売れ行きはかなりの正確さで予想可能らしいです。すなわち初回に大きな山があり、あとは減るだけ。減るスピードに違いがあるだけで、減速度合いを如何に食い止めるかが編集者としての腕の見せ所といっておりました。掴みで大量の視聴者を獲得することがヒット作になるための必要条件であり、さらに言えばその後の予測もつきやすく、特に関連商品の売上に大きく貢献するわけです。
 …長くなりました。はじめはどの作品もいいのはあたりまえだから(そうでない作品もごまんとあり、打ち切り対象になるわけではありますが)もうちょっと見てから判断しろというわけです。ちなみに3,4話でダメ作品かもと判断した作品があります。私のお気に入りの監督である入江監督作品のKURAUです。作画などのクオリティが高いのでだまされやすいのですが泣かせがこの時点で入りましたので、その後の感動ポイントをどこに置くか困ったことになるとスタッフでない私ですら心配しました。入江監督作品だからと最後まで見ましたが、やっぱり最後は(ほかのサイトでもそういう評価だったと思いますが)グダグダでした。いや、この文ですらグダグダなんで人のことはいえないけど。最近の作品ではJINKIか?主人公かなりかわいいけどねぇ。
 むしろスターシップ・オペレーターズの掴みはいまいちでした。初回で切らなかったのは自分が根拠のない期待をこの作品にしていたからかもしれません。あとはこの作品のプロデューサーが偽まる@川瀬浩平氏であることだったわけですが。1・2話よりは3・4話を見て、この作品が原作の映像化にはかなり困難なものがあったこと、4話に至り、ストーリーを振り返って実はスタッフが映像化に関してかなり慎重に仕事を進めていたことがわかった(=自分的にスタッフが優秀なことがわかった)からこそ視聴継続&アニ感対象となったわけです。川瀬浩平氏についてはあとで雑感を述べます。アニ感を書き始めたのもそうなんですが、現時点でも4話までしかチェックしていません。(5話は放映済み。視聴を我慢しております。ほかのアニ感サイトだと結構面白いらしい。ムキー)
 前フリが長いようですが、こんなのは読み飛ばしてもらってかまいません。昨日も書きましたが。必要ならあとからいくらでもチェックできるでしょうし。自分が時系列を忘れないためにしているのであってですねぇ… すんません。