にごりり#21
ギャルレイヤーと父親が再会する話。一度世に出た作品云々は、まぁそうなんだけども、個人的には熱すぎるという感覚。作品が他者によい影響を与えることもあるが、逆に悪い影響を与えることもあるのであって、そんな力説されてもなぁとは思った。ただ、その良い影響とか悪い影響とかをこれまたヒトが判断できるかどうかって話もあるけどね。今回は単純にクリエーターとファンとの相互相補的関係で終わっとけばよかったな…。
でもまぁ相変わらず作品としては勢いが衰えないね…。ありがたい話。
合コンアニメ#8
三カップルの関係性進捗。まぁこんなもんじゃね?というか、すべてのカップルがうまくいってます…という構成より、一組ばかりは何らかの波乱とかそれなりのトラブルを抱えていた方が話に動きが出るので、といったところか。風呂で二人が半裸なのにそういう雰囲気にならないで、こういう照れの無い関係性いいよなと思わせるあたり本作の特色だと思う。
マジルミエ#8
展示会を見に行く話。いやそりゃまぁトラブルでも起こさんと話はダレるだろうねとは思うんだけど、こんな話やらずにもっと働く日常をやったほうがよくない?と思ってしまうかな。
なんかどうもアカン。意識高い系の人たちがキラキラした見栄えのする仕事をやってるけど中身空っぽという印象が強くなってきた…。
冥土様#8
ヒロインの妹探しをぼんやり始めるのと、学園祭?の話。ヒロインの過去話が結構重要度高いはずなんだけど、あの話から暗殺者へという流れがイマイチわからん。TVにも出て有名になって、そこから暗殺者?。いやまぁ殺す直前まで誰だかわかんないって仕事にできるので、不可能ではないけど…。そこからポンコツに育つのもよくわからんね。なんかいろんな要素がチグハグで、なんかイイハナシをやってるように見えて違和感が凄くて話に全然入り込めない…。
その治癒師#8
今まで主人公に何かある…と思わせてきて、その実本丸はヒロインの方でした…という開示。うーん、迷宮孤児というパワーワードが引っかかるというか、そもそも冒険者ってよく考えたら追剥ぎみたいなもんで、そんなに立派な仕事とも思われないので、冒険者に適性があるといわれても、それ喜んでいいのか?と思ってしまう。どうにもこの手の作品の魔物って、里山でいう人里に下りてきて悪さをする熊とか猿みたいな認識のつもりなんだろうけど、あんな強さだったら村で農業なんてできずに、常に交戦状態になってると思うし、そうなると経済的にうまくいくはずがないんよね…。なんつーか、東京でスリに見込まれた少年がスリの才能があると認められてそれを生業とするみたいに感じられるので…。
ただそう考えると、この作品が冒険者としてロクデナシをバンバン登場させているのはそういう冒険者に対するある感覚があってのことだったらまぁそうかもねと思えるところかな。