トニカワ2#9

 紅ショウガ山盛り牛丼で悩む結婚前の教師の話を聞く話。うーん、冷静に考えたら今回の一連のエピソード群はホント、くっだらねーという感じなんだけど、個人的にはこれが一番この作品に期待してた要素なんだよな。生きていくために絶対必要なことではないんだけど、そういう些末なことで日常を過ごしていくとか、ウザ絡みってほどでもないけど、ちょっと相手にちょっかいかけてそこからささやかな関係性を積み上げていくとか、気が付いてみたら泣けてくるほど尊いというか。

一撃姉#9

 いつも通りクエスト消化でドタバタ。今回も主人公なんにもできてませんでした…って感じで、ナンセンスとしかいいようがないんだけど、こう姉にしても魔族の幹部にしても、あの力を他者への攻撃ではなく、あくまで迫りくる危機から脱するために使ってるところなんかがメッセージなのかなーという感じ。資本主義下の経営層というか資本家なんて大抵がクソくらえなんだけど、もう社会がこれだけ豊かになると、売り上げとか企業の業績を上げるのに有能な経営層がいたところで、彼らが行動すればするほど世界の貧困化は進んでしまうし、最高学府を通って官僚になったところで、その才を国を豊かにするのかと思えば、国民から搾取の限りを尽くし人々を苦しめるだけなんだもんなー。現実社会がそういうことになってるからこそ、こういう能天気に見えるシナリオ、才のあるものがその力を奮って見かけは「悪を倒して人々を救う!」みたいなプロパガンダではなく、必要のある時のみその才を奮い、必要のないときは能力を誇らず日常に堕するという形なの、割と深いテーマなのでは?という気がしてきたとかそういう感じ。

カワイスギ#9

 ついにウサギを飼うことになるという話。まぁいつもの親バカというか飼い主バカのコンボで笑かしてくるスタイル。ただ、あの三つ目小僧に関するフリもあって今後どうするんかなという。動物アレルギーはあの体毛がアレルゲンのハズだけども、このままずっとあのアレルギーをネタにし続けるのか、それとも何らかの形でアレルギーを克服させるのか。見てるこっちは、動物の可愛さ重視でアレルギーで苦しんでる姿を延々目にするのは痛々しいので、あんま雰囲気とあってないような気もするんだけどなー。彼もペットを飼うなら爬虫類以下の体毛のないものなら解決だけど、今同居してる相方と別居する流れになるし、そうだと今回の過去エピソードをどう活用するかもよくわからんところだし。

六道#9

 トラブル回避のために奮闘して下っ端を逃がすことには成功したが…の巻。どうせクライマックスでは主人公が止めに入ってなんらかの役割を果たすんでしょとは思うので、正直あんまり先の展開を心配してるわけでもないんだけど、ここに来て脇役がそれぞれ輝いて、決して主人公オンリーで物語がドライブされてるわけでないのに感心した。三人目の登場も、あんまりまさか…というほどでもないんだけど、まぁそんなもんか…みたいな。
 相手陣営の赤毛ロングがあんまり主人公の術にかかってるわけでもなさそうで、彼女をどう動かしてくるのかちょっと楽しみかな。EDではいちおう主人公陣営という立ち位置っぽいし、一連の騒動が収まれば相手陣営を離脱の流れなんだろうか。

マジデス#9

 強敵が現れて、前に作ってもらった曰くありげなクスリを使ってしまうが…の巻。メインヒロイン扱いの赤魔法少女が薬を使ってないのになにか意味を持たせてるのか、それともあの薬を最終的に使ってしまうが、今は保留段階なのか不明なので、そのへんが気になる程度かな。今回は表現規制という要素が少ないので、バトルが白熱してもそれほど伝わってくるものは少なかったかな…。

女神のカフェテラス#9

 金髪お下げの担当回。身を隠すために都市部から離れるのはわかるんだけども、家を出てる理由が弱いかなぁ。というか、子役とか好きやねー。
 休めと言われても頼られてるとわかったらなかなか休む気にならんとかはわかるんだけど、そのへん今回の話でどっちつかずの結論だったのは、この話をまだ引っ張るつもりなのかも。
 次回はピンク髪ロングの担当回で、姉妹が出てくる模様。この分だとやっぱりヒロイン全員の担当回やって終わりかな。個人的には空手娘の理由が気になる。なんといっても高校生だから家を出る理由がちょっと思いつかないんだよね。

オタクエルフ#9

 神社の雨漏りやベータ規格について。しかし爺ちゃん、話には出てくるけど頑なに登場はしないなぁwww。
 ED映像、背景が実写のセットらしくて動画配信サイトでメインキャストがダラダラそれ使ってなんかやってた。ずっとあれは3DCGモデリングかと思ってたんだけどな。ということはFontaもわざわざあのラベルを作ったということ?。

バディゴル#22

 アドレスに入ったらギャラリーは語りかけてはいけません。シナリオに瑕疵はなくこんなもんかとも思うんだけど、やっぱり第1期の躍動感が無いように思われて今回も拍子抜け。
 うーん、この作品にオリジナリティなんて求めてなくて、別にどっかで見たようなエピソードであって構わないし、リアリティもそれほど期待してなくて、荒唐無稽でもそこに驚きがあったらそっちの方が良いし、別にお約束てんこ盛りの王道展開であって全然オッケーなんだよな。でも荒唐無稽でもそこまでやるの?みたいな驚きがなかったら、正直今までこの作品に期待していたのはなんだったのか…みたいな。ただ、このどうにも盛り上がりに欠けると自分が思ってしまったのは、ゴルフ特有のダイナミックさに欠けるという要素なのか、それともクライマックスにカタルシスを最大限発揮させるために、今はまだまだ溜めの段階なのかそのへんよくわからん。
 ホント、自分でも不思議な感じ。主人公は師匠格の二人を乗り越えたという形だし、身体を壊すギリギリの博奕を打ってきたという話だし、冷静に考えると盛り上がりに欠けるわけでもないんだけど、どうにもコレジャナイ感が拭えないんだよなー。