お隣の天使様#4

 友人にバレる…からのクリスマスがどーの、看病がどーの。ストーリーとしては大したことがないんだけど、個人的に破壊力が凄い。こういうのは手に届きそうで絶対届かないから美しく見えるのであって、簡単に手に届くのならそれはありふれた存在だから美しく感じないし、どんなに背伸びしても決して手に届かないのなら自分には関係ない話になるのであって、そのへんのバランス感覚だよな。こう視聴してしばらくすると涙が止まらなくなる。精神的にキツいのだとは思うのだが、だからといってこいつらイチャコラしやがってみたいなルサンチマンはキャラに対して感じないんだよな。
 今ドキの若者だったら、こういうのに手が届く層もいれば、経済的貧困から結婚など望むべきもないという層に二極化しそうだが、男女平等の感覚はアタリマエになってるからこういう付き合い方というか距離感というのは現実味があるだろうし、漫画脳というつもりもないが、実際スポ根漫画やアニメに憧れた少年少女が影響されて、競技人口が爆発的に増えたりするので、こうやって「結婚はいいぞ」という啓蒙作品に影響されて案外誘導される若者が増えてもおかしくないとも思うんだよな。
 まぁそうはいっても、二人ともワンルームでないマンションに一人暮らしだとか、女の方はどう考えても箱入り娘で、学校の様子を見ても都市部(おそらく首都圏)の最低でも進学校なので、こういう恋愛関係が育めるのは上級国民だけですよ…というのも、貧乏人がお互いの人格を尊重しながらつきあうというより、リアリティだけはあるという。貧乏人お断りという意味で…。

城姫クエストイベント終了。

 PvPだったので早々に諦めてたのだが、イベント開始直後はちょっとは走ってみようか…と思わなくもなかった。のだがやはり気力はスグ萎えた。結局特効アイテムも半分以上使わなかったし、それをブッパしたらおそらく500位以内には入れてたと思うのだけども、一回のゾーン10分間で消費できるのはせいぜい3~4個なので、残り30個程度を使い切るにはあと10回ほどゾーンに入らねばならず、それだけで2~3時間はかかるからやはり全然イベントに手を入れてなかったのが分かる。
 でも、250位ボーダーが5千万ほど、500位ボーダーが3千万ほど、自分が2千万ほどで700位ほどだったと思うので、特効アイテム使いきって3千万なら、そこから250位ボーダーに入るために足りない2千万をどうやって稼ぐか?を考えたら、なんか気が遠くなるような思いはする。中特効姫を助っ人に借りて、ゾーン外で一回戦うと一万ほどのポイントを稼ぐことができ、ゾーン中はポイントが約1.5倍になるので、二千万をそれで稼ぐとなれば最低でも千回、まぁ千五百回ぐらいは余分に殴らないといけないわけで、それに費やす時間はもったいないという感じ。
 イベントで配布されるのは、武将・城姫ユニット・施設の三点だが、ちょっと頑張ればどれか一つは入手できるというバランスじゃないと、結局がんばって何ももえらえないのかではモチベーションは下がるワナ…。

昔話のほうもそろそろイベントが終わる。

 結局石で二体狙って三体確保した以外は何も進展はなかった。パーティードレスver.は、最初にユキカゼ・静流が投下され、その後アサギ・きららが投入されたけど、そこまで入手する気力はなかったし、イベントもレイド(ユニゾン)が開放されてからは何の進展もないので基本ルーチンワーク。でもレイドで初めて到達報酬を取り切る…ことができた。
 うーん、こちらも大概飽きてきたかなぁ。シナリオ自体はキャラの馴れ合い三文芝居でしかないんだけど、目新しさで楽しんでたって感じで、ただ物語としての形式は整ってるから読んでる分には退屈しない。でもゲーム部分が忍者モノと同様、行動力を消費しきる際に時間がかかるのがしんどくなってきた。そのへん変身ヒロインもののほうは、今やってるイベントだと行動力を消費し尽くすのに、スキップアイテムを使い5分ぐらいでログアウトまでこぎ着けることができたりするんで、サービス内の他のコンテンツに時間を振り分けることができるのがよい感じ。
 正直なところ、飽きたんならさっさと見切りをつけろよ自分…と思わなくもない。