魔王さま2#5

 バイト先と借家が改装のため、メインキャラ総出で銚子の海の家に住み込みバイトに行く話。相変わらず焦点がぼやけてるというか、まず主人公の魔族復活の話、世界の危機の話、勇者との対決の話はもう腐れ縁になってるからいいとして、メインヒロイン(でいいんだよね?)の女子高生との関係性の話、そして今回の子育ての話と、とにかく何がメインなのか視聴者として振り回されてる印象。ただ、個人的にはちょっとごちゃごちゃして整理がうまくいってないかなという程度で、あんまり方向性として子育てメインの形になっていないのはありがたい話。これは子育てメインの他の作品でもそうなんだけど、そもそも社会生活は子育てメインではないので、まず大人としての家計を主とする生活があって、あくまで子育てはサブ的要素でしかない。まぁ人それぞれなんだけど、社会を支えているのは大人なのであり、それを放っておいて子供が一番とか社会ナメてんのかでしかないので。まぁ簡単な話で、子供一番で社会を組み立てても、その子供が大人になって使いえないとなったら(その子供が子供の時に大人をそうしていたように)そいつですらポイ捨ての社会なので。まず大人一人一人が安心して生きていける環境が大切で、仮に子供は社会が育てるといっても、では社会の大人のすべてがその子供に誰でも容易にアクセスできるかというと、やはり親の扶養にあるときは親が保護者だし、その親が責任もって育てるべきで、そうできるように最初に大人の一人一人が安心して生きていける社会を作りましょうなので。なら子供を社会全体で育てるということは、結局のところまず大人一人一人が大切にされるということが重要であって、子供が親の扶養であるという前提を取る限り、大人より子供が優先されるべき…ということはあってはならないという話。なんか前提として子供が大人より優先されるべきというのは社会のありかたとして最初っから考慮の余地がないってこと。
 あと、やっぱりこの物語のょぅι゛ょキャラ、世界を支える鍵だから大人キャラたちが保護してるとみるべきなのかも。何の身寄りもない捨て子だったとしたら、四畳半一間に大人三人が住んでる主人公だと、どう考えても養う余裕はないわけで、世界のカギでなければ速攻しかるべき機関に預けるという話になるだろう。まぁそのへんフィクションなので、やろうと思えばそういう身の程知らずであっても子供を引き受けてしまう話はいくらでも作れるのではあるんだけど、そういう話を誰もが喜んで読みますか?という話でもあって。

運転免許の更新に行ってきた。

 まぁ受付時間外に聞きに行った自分が悪いんだけど、元々は住んでる地区の警察署で更新手続きをするつもりで相談に行ったら、なんつーか、めんどくさがられて、隣の町で更新手続きをすれば即日交付ですよと、いかにも自分とこでは引き受けたくないという雰囲気を感じたから、わざわざ隣町までいったのだ。盆休みということで午前中からなのはよかったかも。
 なんか公共施設の受付窓口の前は、人が並んでいても列を作れるようにそこそこのスペースが取ってあると思うのだが、自分が警察署に行ってちょっと驚いたのは、そのスペースがパーティションで区切られていて、なんとも受付窓口前は窮屈になっていたこと。これには理由があって、免許更新手続きの順番を待ち、視力検査、質問書記入、写真撮影を都度済ませた直後、そのパーティション内に案内される。そこでは更新者用のビデオが流されていて、そのビデオの途中であっても座って視聴することになる。ビデオが終われば警察官が最近の交通事故の動向を例を挙げて説明し、それが一通り終わるとまたビデオを流すのだが、免許証が出来上がるまでに大体そのビデオを一通り見終える時間が経っていて、番組?の最後まで見終えてなくても署員の人に促されて免許証の間違いがないか確認して放流と相成るわけだ。
 今までだと更新者が一斉に視力検査を受けたり、写真を撮ったりして、なんか会議室のようなところに一斉に集められて講習ビデオを最初から一通り見せられるという、バッチ処理だったのだけども、これは見事なフロー処理。受付した直後からその流れに乗るので、更新者が待ち時間などの無駄な時間を消費することがない。しかも受付のすぐ近くなので、更新手続き開始から終了までの動線も極めて短くなってるわけだ。あんまり更新者が多いとパーティション内で講習ビデオを視聴する区画がパンクするのでやってられないのだろうけど、田舎ともいうべき人口減少中の地方なので、これで十分機能するのだと思う。
 更新手続きの中では講習中の警察官の講習内容がそこそこ面白かったりする。どうも県内の交通事故の中での最近のトレンドみたいなものを話してくれるので、おそらく自分が遭遇しそうなテストケースだろうし、警察官のおっちゃんもそれなりに説明がうまいので、特に楽しみに聴きたいって程でもないけど、更新手続き中のなかでは一番退屈しない部類のものだったりする。
 まぁそんなこんなで、更新手続き開始から約40分ほどで完了。講習時間が規定30分のところを若干早めに放流してくれたのだけども、更新作業としては結構優秀なんじゃね?と感心した次第。

水泳あれこれ

 なんか今シーズン、プール開放から約一ヶ月半経ったわけだが、ほぼ解禁に近い状態で通い詰めてる。先月の下旬から夜間開放になり、全くいなくなるわけではないが、17:00からは子供が少なくなるので時間帯は積極的にそこに切り替え。
 最初のうちは2~3回ほど500ほどでやめることもあったんだけど、ほぼ1000は泳ぐことにしてて、この一週間ほどは2000もかなり混じるようになった。そのせいか、なんか眠くなる眠くなる。
 基本はクロールのみの周回ばっかやってるラップスイミング。クロールなのも他の泳法より体力を使わないからだし、長い距離休みなしに泳ぐので当然力を入れて泳ぐこともない。で、他のわりと体力作りでプールに来てる人たちに比べたら圧倒的に遅いのだけども、不思議なもんで、そういう人たちは一本とか半本泳いで一休みするので、おそらく合計での本数はあまり変わらない。周囲の人たちのストーロークのピッチが速いので、その分泳ぐのも早いのはわかるんだが、試しに自分が同じようなピッチで腕を回しても、その人たちと同じ速度で泳げたりはしないのだから不思議なもんである。
 これもまた不思議なもんで、あまり運動が好きでない自分がプールに通い詰めてるのもよくわからんところ。激しいものはやる気もしないんだが、それでも自転車に乗ったりするのでアレだが、自転車は移動のための道具として使うことが大半で、あんまり運動のためってのも最近は無くなってる。前はナイトライドとかもしてたのに、今ではすっかりやらなくなってる。
 で、水泳はというと、体が疲れて暇さえあれば寝落ちしてる今ですら、夕方付近のいつも通ってる時間になれば、どれだけめんどくさくても眠い目をこすりながらのそのそと起きだし、それで毎日通ってるのだからわからんもんである。まぁ自分のペースで泳いでるから、しんどくならないようにしてるのもあるんだろうけど、なんなんだろうな?。こう泳いでる最中は背伸びをするような場面がたびたびあるので、その体を伸ばすような感覚がよろしい…といえばそうなのだが、家でネッ転びながら背伸びをしたら済む話なのに泳ぐ必要性はどこにあるんだろ?とか、自分でもよくわからん。
 泳いでると、ままならぬことも多くて、特に今年は今までと違ってまっすぐに泳げない場面が増えた。シーズン当初は筋力も落ちていて、特に体幹の筋肉が壊滅的にダメになってるから力をかける場面で体がヨレてしまい、それでまっすぐ泳げないのは理解できるんだけども、もう一か月以上は泳いで、そりゃ十分とは言えないんだけども、それなりに体感の筋肉もついてるだろうし、自分あまり鏡を見ない方だが、たまに鏡で自分の体をみると首あたりから肩回りの上半身はやはり泳ぎ始める前と比べたらがっしりしてきてるんで、なんでまっすぐ泳げないんだろ?みたいな疑問はある。
 さて、プール開放もあと半月ほど。隣町には温水プールがあり、前には通ってもいたんだけど、利用料金は四倍になるし通うコストも考えると行く気にならないんで、シーズンが終わると今年の自分の水泳も終わる。

ようやくシナリオ全解放。

 8月10日にステージ3が開放され、6章から最終の8章までready状態になってたわけだが、先程最終章読了。結論を言うとなかなかよかった。何者かによって一行が強制的にループ状態になり、それをどうやって解決するか…なのだったが、6、7でなんとか解決の糸口から問題解決に…というのが昨日まで読んだところで、ようやくステージ3Lv82で解放された8章で、実は問題は解決しておらず、本当の解決までもうひと踏み上げあったという。アイデア自体はおそらく先行例があるんだと思うが、それを独自に組みなおして一連の流れとして再構成した手腕はそこそこ良かったかなという感じ。
 最終章でメインを張ってたのはチルカというキャラで、これ同社の過去のパッケージゲームの人気キャラをこのサービスにぶっこんできたという経緯のハズ。別にこの後編のシナリオで最後の最後まで見せ場が保留されてたのがなんとも巧みなところなのだが、エロもなしに泣ける物語とセットでガチャに放り込んでくるのも納得といったところ。終わってみたらやはり正ヒロインはこのチルカになっていて、シリカはキャラ的にはあまり落ち着かない性格に仕立て上げられてたと思う。
 最終章が終わるときもぶつ切りでなく、かなりの余韻を持たせて静かにFOという形にしてたのも、このシナリオに並々ならぬものが注がれてることが分かる。このサービスでは割とよくあることなんだけども、このイベントシナリオも期間限定公開の形になっていてある期間を過ぎれば読めなくなってしまうのがちょっと残念なところである。最終章を読むためにはステージ3のLv82まで到達しなければならず、直近の敵の難易度はプレーヤーLv40を要求されるので、本当に今から登録してこのゲームをやるような全くの初心者でもクリアはちょっと難しいかもしれない。ただ、今ボーナス期間になっていて、助っ人要請回数が通常の5回から倍の10回になってるから、やりようによっては十分シナリオ全解放までいけると思う。でも、イベント開催期間、全2週間のうちの残り半分切ってるからねぇ。イベント報酬のシリカも可愛いし、全体攻撃持ちのこの手のイベントには重宝する有能キャラで、限凸★3でも十分強いので、むしろ入手即戦力になる。
 ただ、今回が飛びぬけてるとは思うんだけど、今までのシナリオは(個人的に)あまり出来が良いとは言えないからなぁ。