ハコヅメ#1・2

 原作未読。無難なつくり。この時期はキャラや世界観紹介なのでちょっといい話を織り交ぜて馴染ませる段階なのでこんなものだろう。前にネットで法解釈だか施行だかで、ハコヅメではこう触れてましたよという記事を見たので、もうちょっと踏み込んだ話が見られると思うのでもうちょっと面白くはなりそう。
 とはいえ、新番チェックで述べた通り、全体として警察=善の構造から一歩も乗り越えないのでいわゆるプロパガンダの域を出ないんだろうなとは思ってる。ノート大の批判プラカードを掲げただけで公安が老婆を排除したり、増税抗議で道警が市民を排除とかアベ政権で散々見せつけられたので、結局権力者の犯罪は治外法権だと思うと警察マンセーとか眉唾でしか見られない。
 端正な絵で、美人はちゃんと美人として描かれてるのはいいんだけど、顔のアップが多いのでちょっと酔いそうになった。

オリエント#1・2

 原作未読。うーん、鬼=合衆国、役人=自民盗や官僚と見ると、こんなに現代日本をよく表してると思うんだけど、話がスッキリしていて暑苦しくて視聴していて単調だと感じた。繰り返しも多くてなんかもたもたするのもイマイチ。頭を空っぽにして活劇として視聴する分には悪くないけど、今後深みが出るかどうかは未知数。
 バイクはやめてよ…と思ったのだけども、これは戦国期の話ではなく現代の日本であるという提示なら、あーなるほどと思い直した次第。でもこの作品の武士と呼ばれる人たちは現代の日本にはいないよね…。

王ラン#13

 城に到着した王妃たちの一行が撃退される話。城門付近のバトルは、推移としてそう悪くない構成なんだけど、「やったか」→「死んでませんでした」のコンボが個人的にはキツかった。初期に第一王子と第二王子の対決があって、ああいう描写ができるんだから、わざわざ死んだかもという演出はやらなくてもよいのではという気がするが、なんなんだろうね?。昔ばなしの踏襲だとしても、怪物に呑み込まれました→でも怪物の腹を破って出てきました…みたいなことでも決してキャラが死んだかもみたいな提示はしないのであって、なんで人の死を道具としてこんなにも軽々しく扱いますかね…みたいな。

スローループ#2

 お話自体はフライフィッシングとちょっといい話の組み合わせで、萌えアニメ本流だなと思うんで、正直感想を書くことないなという感じではある。ただ、そういう構造がはっきりしていて視聴者としてもそのつもりで特にそれ以上を期待してるわけでもないから、この緩い雰囲気を楽しみつつちょっと知識を広げるって意味ではのんびり楽しめるってトコ。ただ、姉の方を変わり者扱いしてるけど、一般的には妹の方がコミュ障のマイノリティ扱いだよな~。

高木さん3

 人気シリーズの3期目。まぁ方向性もはっきりしてるし、視聴者の選別は終わった状態なので固定客目当ての続編といったところ。#2まで視聴したけどちょっと切れ込んだ演出もあって個人的には魅力健在だと感じた。今までの延長線上にあるから今更感想を書くこともないといったところ。