タクト#3

 旅の始まりまでの経緯の巻。いちおう敵に対抗する手段としての存在の説明と、メインキャラが例外的存在だという説明。イレギュラーなら主人公の妹分ももしかして元に戻る可能性が無きにしも非ずで、いちおうそこに望みをかけて旅をするってことなのかな。
 なんか前回までツッコみばっかという感じだったのだが、割と楽しみにしてる自分がゐることに気づいた。とはいえ、スコアから生まれた存在だとか、そもそも敵がなんの記号なのかだとか、まだまだはっきりしない。どうせゲームと同時展開だろうし、そのへんゲームチームが作ったシステムに都合よく合わさった設定だとすれば、そんなに持たされている意味に深いものは無いと考えた方がよいのかも。それに、現段階ではこの作品のモチーフが音楽でなくても成り立つんじゃね?とすら思ってしまう。#1ではベートーベンがテーマなんだろうと思っていたのだが、それに統一してたわけでもないし、#2でチャイコがテーマかと思えば、やっぱそれにこだわることもせず、今回は演奏すらなかったという。別に音楽との融合を謳った作品でもないし、そのへん毎回音楽的な見どころというか注目点がなくても構いはしないのだけども、ならこの作品の狙いは本当にどこにあるのかって感じ。アニメーションとしては#3の段階になってもキレがあって見ごたえはあるんだけど、見栄え重視で敵の動きにもこちらの動きにもそうなってることの意味合いというか必然性がなくって、これもどう評価してよいやら。唯一家を壊すことについては、二人の間で確認のコミュニケーションがなされたうえでのことなので、そこに意味がこめられているのがわかったからそこぐらいかな…。

斗神姬#2

 ロボットの説明と、敵の襲来に主人公が搭乗機に乗れず仲間の危機に涙するとなぜか出撃できてしまうといういつもの流れ。
 うーん、見どころがよくわからん。まぁ全体的に古臭いフォーマットやなとか、セル画風アニメ絵はそこそこ形になっているが、CG絵の動きは単調でこれは日本の技術に頼るんじゃなくてあくまで大陸で完結しようとしてるのがイマイチ判断がつきかねる。
 シナリオ部分もシリーズ構成は日本人みたいだが、脚本からしてすべて中国人でやっており、彼らの感性でテキストを練り、中国人のプロデューサーや監督もそれでオッケーを出しているのだから、これでいけると思っているはず。軍隊ながら生温い組織ではあるんだが、それは大概のジャパニメーションでもそうなっているのであり、個人的に意外だったのが、結構組織として情の深いものになってること。隊内で演習が行われるのだが最初っからお互いの健闘と称えているし、主人公の姉は前の戦役の時に姉が行方不明になっており、褐色隊長が志願していた主人公を除隊させようというのも単なる主人公の能力不足でなかったりするので、なんか時勢に合ってないというか。
 しかし、いちおう日本でも放映という形にはなっているんだけど、おそらくアジアだけでなくていけるもんなら全世界的にウケることも念頭に入れているようにも思うんで、そのへんあんまり中国人が中国人の好みに合わせて話を組み立てているというよりは、世界に売れるためには、世界的に支持されてる日本の要素を織り込んであんまり冒険はしませんでしたみたいな感じは受ける。
 うーん、やっぱよくわからん。自分は読んでないんだけど三体あたり、中国SFは近年ホットイシューになってるし、そういうのをあちらのライターが目にしてないということは考えられないから、それでもジャパニメーション的な筋立てにこだわるその意図だよな。まだまだ始まったばかりの段階だし、どういう展開になるのかしばらく様子を見ないと、本当にジャパニメーションリスペクトだけの作品なのかどうか。まだ途中で視聴が止まってる天官赐福なんかを見てみても、あちらの文化に根差したシナリオで絵も整っていて、日本人ウケするかどうかは別にしても全体的なクォリティはもう全然オッケーだと感じたから、そりゃコストの問題はあるだろうけれど、とりあえずの売れ線狙いなんかしなくても実力というか潜在的能力はあっておかしくないんだよな。

雑記

 いちおう話題は二つ。


 一つは温度計。

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 先月28日の注文分が昨日届いたという。
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 他にもいろいろ注文してたのだが、まぁ稀によくあるというか、一番最後に注文した奴が、一番後に発送されたのに真っ先に届くというアレ。コーヒーを淹れるときの湯温をちょっと測るかとばかりに注文した。最初はアルコール温度計でいいかと思っていたのだが、球部が取り扱い注意だしいちおう、画像のやつが堅牢性において適切だと思っていたら、その欲しい奴が届いたのだからありがたいといっちゃぁありがたい。早速コーヒーを…といきたいが、コーヒーを飲むと眠れなくなったりすることが多いので機会を見てということで。
 さて本題。今回の注文で三種類の温度計を買ってしまった。ひとつはこのダイヤル式、もうひとつは普通のアルコール温度計、最後の一つは正確を期して水銀温度計。ダイヤル式が約300円ほど。アルコールのやつは結構安めの表記だが、これ送料別で、二本買ってようやく400円弱…なので、@200円ほど。水銀のやつがちょっと高くて800円ほど。最初はアルコール温度計でいいかと思い、密林などで探していたのだが、200円台であるものの、300円近いのでもうちょっと安くならないかと蟻特急で探してこんなに温度計を買うことになってしまった。
 で、本日ダイソーに行ってはてさて、自分安い買い物をしたつもりだが、ダイソーに温度計が売っているんだろうかと思って探してみたらなんとある。しかも一本100円(税抜き)という。もうつくづく自分のアホさ加減に参ってしまうという。


 チキンソテーで、サルサソース再び。
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 前回参考にしたレシピを再チャレンジ。前回は唐揚げにしてしまったから今度ばかしはレシピ通りにというワケ。ハバネロはまだ青いのを使った。玉ねぎは半個。チキンソテーは結構脂っこくなるので、それをサルサソースがさっぱりさせてくれるので、なるほどこれは合うわと感心した次第。おわり。