スラ300#9
スライムがスライムになってしまったので人間の姿に戻す話。スライムなのだから、スライムの姿でいることに忌避感はないのでは?とも思うのだが、人間になついてるという設定だし大好きな母親と同じ姿でいたいと思うのは自然なのでまぁどーでもいっかという気はするのだが、その辺に対する言及はなかったような。ベルゼとの戦いで、今度こそ守るものがあると人は強くなれるとかそんなのがきたかと思ったのだが、これもいろいろ考えてみるとやはり前回の通り、主人公はもともと強かったのであり、しかもベルゼはスライムを人間の姿に戻すための支援をしてくれていたわけで、どうにも筋が悪い。なにより主人公はスライムを倒して経験値を積んでJRPGのお約束的に自然にステータスが上がっていたということであり、現実で考えると基本を積み重ねていても、その基本から遠くかけ離れた応用が急にできるはずがないでしょという感じ。しかも特訓をしてたのはむしろベルゼのほう。個人期にはこれは意図的なミスリードと思ってしまうのだけども、おそらく視聴者(読者)の大半はほとんどミスリードされてしまうのではなかろうか。
となると…と考えて、今回のメッセージはむしろ人間関係は一対一が基本だが、ネットワークにしとけってことなのかなとぼんやり考えていた。今回トラブルを抱えたのは主人公のほうだが、それを何とかしようとして頼った先はベルゼの人間関係や、魔王の人間関係で、それまでに築き上げたネットワークを利用してるという形になってる。ブスラをベルゼに押し付けたのも自分がハブになるかベルゼがハブになるかだけの違いで、ネットワークを充実させることには変わりがない。困っている人を抱えるが、それはまた共同体の一員として機能するということ。主人公が人間側のターミナルとしての存在であるとともに、ドラゴンやエルフ、スライムなどの異種族とのハブともなっており、今まで言ってきた、アジールや共生などのテーマは一旦ケリがついて、それをどう機能させていくのかというシステムの問題に入ってきてるのかも。
聖女#10
出張先で新たな知見を得るのだが、魔物退治に出かけた派遣軍と現地軍が損傷を受けて…の巻。情報は公開しないのが原則だが、利用するされるの関係で交友を深めるのはなんか中世っぽい雰囲気が出てて、リアリティそのものよりほっこりしたというか。ただ、聖女の能力は人に付属するものみたいで、こりゃ聖女争奪戦にならざるを得んのじゃねという気はする。セイはセイで、自分の能力も自分自身も制御できていなくて、求められるままホイホイ与えてちゃ要求はエスカレートしそうだが、そのへんどうなんだろ?。ただ、その要求がエスカレートするってのは後期資本主義の特徴のような気がして、まぁ一旦達成された生産能力は普通衰えることがないから、それ前提に社会を組み立て更なる発展を目指すって感じの。前近代だったら、そもそも生産能力は一次産品の供給量に従わざるを得ないんで、例えば豊作で一時的に一次産品も、下流である二次以降の産品も増産できていたとしても、それはお天気頼みで一時的なものだから、恒久的に望むべきものではないという認識はあったろうから、それをこの作品であのような形で表現しているんだろうな…ちょっと明示的ではないみたいだけどみたいな。
今回示された愛の形も現段階ではよーわからんという。キリスト自身が救う対象を差別していなかったろうし、当然修道女…からの聖女も、分け隔てなく救おうとするから聖女なのであって、今回、過去の文献に登場してた薬師様の愛の対象は基本的に弟限定で発動してたみたいだし、セイはセイでホーク限定で発動みたいな流れなので、そのへんやたら自由だとか決定権だとかが個人に収斂していく近代そのものだよなーみたいな。リズとカイルが婚約関係ながら恋愛感情が希薄だという描き方なので、そのへん原作者わかってないはずがないので、なんかの意図があってのことなんだろうけどなーという感じ。そういう感情面を整理していないのもおそらく意図的だろうし、そのへんやはりまだまだバラけてる段階で、自分の中で整理されるまで違和感は残り続けるのだろうなとは思ってる。
そうむす、サ終まであと一か月切ってる模様。
とりあえずメインシナリオは行き着いてしまったので、17日に2章解放されるまでは手持ちのユニットをLv上げもしくは★上げが日課になってる。というかメインはミラージュバトルで★上げるためのユニットチップを集めること。ただ、この進捗がなかなかうまくいかない。一日3回しかトライできなくて、ドロップ無しのこともあるので、★3ユニットを新規入隊させるためには120必要だし、★4への要求数は100、★5は130なので結構先は長いのだ。しかも一回当たりの行動力消費が、メインエリアの必要数10に比べて20と倍必要。今のところすべてのキャラでトライしてるから、石を割りつつ行動力を補充して全力投球といったところ。ただ、行動力補充のために石を割るにしても、一日当たり30回と制限がかかっているし、最初は行動力100補充するのに石の必要数が40で済むのを、以後60→100→…と増えていくので、在庫を考えながら割らなくては石が払底してしまう。でもまぁミラージュに全力投球してきたおかげか、
新規入隊できるキャラは増えてきた。
あと入隊できないのはスザクとファルコンぐらい。某巨大掲示板では有用だからとっとけというジェネラルと、リセマラして入手推奨のナイトメア、あと隊長Love勢のスザクは他のユニットより先行してチップを集めていたのだが、なかなか集まらないイメージ。入隊可能ならさっさと入隊させてLv上げしてもよいのだが、これが難しいところで、ガチャで入手できる可能性があるから、ガチャを引くまでギリギリ我慢するつもり。なにせガチャで出れば、今まで集めていたユニットチップは★上げに回すことができる。しかもガチャで既に入隊済みのユニットを引き当ててしまうと、マルチチップが入手できるのだが、★3のユニットだと80個入手になってしまう。となると、仮に★3のユニットチップを120持っていると仮定して、入隊→ガチャで重複の場合と、ガチャで入隊→ユニットチップで★上げだと、後者のほうがチップが40もお得ということになる。というか、前者の場合では★4にするのにチップが20足りない状態だが、後者だとチップが20余るということになる。
今、手持ちの石の数が250連を一回行うだけ在庫があって、この使いどころをいろいろ考えている段階。石にしても、Lv上限上げのためのアイテム集めでメインエリアを周回すれば、ミッションで石を入手できるのだが、今自分がメインでやっているミラージュでは石が入手できなくて、石を割りながら行動力を補充していると石の在庫が微減している状態なので、メインエリアで石を補充してガチャを目指すのと、ミラージュで★上げとのバランスを考えないといけない状態。自分の状態だと、例えばファーストケースを★5にするだけのユニットチップが集まれば、その分だけミラージュの該当キャラにトライしなくて済むので、ミラージュのために石を割って行動力を補充しなくてよくなる。その分メインエリアを走って石を補充してガチャ用に在庫を増やすことができるわけだが、そのへんがなかなか読めない。ただ、もうこれ以上ユニットを育成しなくても、新規追加されるのこり2章分はもう十分な戦力があるんじゃないか、無理に★5を目指さなくても手持ちのキャラそのままでも十分じゃないかという気もするのだ。どうもLv上限は200で頭打ちらしいので、メインエリアをそう難しくしてくることもないのではという気もする。その新章追加が17日なので、もしかするとそこで大盤振る舞いがあるかもしれずで、それまではこつこつとやれることをやっておき、17日になってから動きがあればそれに応じて行動を決めたらよいという判断。今ドロップ率が平日三倍、土日五倍になってるが、その倍数が増えるかもしれないし、★上げのためのユニットチップ要求数が減るということになるかもしれない。待ってればいろんな要素が緩和されるかもしれないから、今は様子見という感じ。
さて、嫁のオーディーンMk.2ことアイリの勝利後の決めポーズ。
主人公格のカリナも元気っ娘なのだが、カリナよりお気に入り。Mk2、脳筋なのでなんでこのキャラに惹かれるのか自分でもよくわからん。ちなみに奥さんはジ・エンペラーことソフィア、妻はルシファーことリヨw。ソフィアも性格的にはお局様タイプでむしろ自分にとっては苦手なタイプのハズなんだが、これ割と他のユーザーからも人気が高い。キャラ商売だから絵柄としての見かけも重要だけど、それに付帯させるシナリオとのバランスも大事なんだろうなという感じ。キャラクターシナリオもユニットによって当たり外れがあってなかなかライターもしんどいんだろうなと思うが、よくできたキャラクターシナリオでも、再度読み返すことも今のところないからこれもちょっと寂しい感じ。自分もこいつが推しだと思っていても結局消費するだけにしかなってないんだよな。
