スラ300#4

 主人公が赤ドラゴンの結婚式に招待され、そこでのトラブルを解決してしまう話。内容的にはもう典型的な俺TUEEEEモノだから特に言及することもないかなと思わなくもない。だが、やはり気になるのは熊4に激似なのでどうしても相違点を比較してしまう。ただ、なんつーか、どちらも基本のんびり系だと思うのだが、自分は熊4はいちいち引っかかっていたような気がするが、こちらはもうひたすらリラックスして視聴してる。あちらは主人公がデイトレードで巨万の富を稼いだACだし、こっちは過労で倒れたOL。まぁこまっしゃくれたガキが正義感に目覚めて力を振り回していたのと、できるだけトラブルは避けたい力の抜けた年増女が首を突っ込むにしてもワンクッションおいて見極めをつけてから介入ではやはり視聴者に与える印象は違って当たり前かな。
 OPが結構お気に入りで、脱力系のキャラづくりでヘロヘロ歌う悠木碧の演技、個人的には蜘蛛の絶叫系より断然馴染みが深い。シナリオとかは蜘蛛のほうが文学っぽくて、こちらはもうフォーマット尽くしの中身どこにあんの?って感じなのだが、こちらの方が見ていてひたすら癒されるというか。

聖女#5

 主人公が聖女かどうか鑑定を受け、国王に謁見して謝罪をされてしまうの巻。いちおう象徴的なテーマがそこかしこに配置されているのだが、基本ストーリーとしてはそうたいしたものでもなく、どちらかというと雰囲気を楽しむものだったように思える。間を考えつくしてるし、余分なBGMも削ぎきって重厚感たっぷりで濃密な時間を味わえたのだが、やはりきになることがちらほらと。
 それはやっぱり権力と魔法の関係というか、宗教描写とかそういう感じのもの。司書あたりでも、神話っぽいものがあるというほのめかしをしていながら、かなり宗教に言及するのを避けていたし、この作品もそんな感じ。ただ、宗教はまだ一切目にしていないような気はする。魔法は現代における科学技術のような、まるで道具のような扱いで、キリスト教の“奇跡”が神を源泉としてもたらされるとかそういう感じで、では魔法の源泉はどこ?みたいな疑問はある。そのへん説明がないから、まさにタイトルの聖女における“聖”という概念がこの世界ではどのように位置づけられているのかよーわからんといったところ。キリスト教における聖人とは、たとえば宗教活動を通じてたくさんの人に恩恵をもたらしたとか、一般人では考えられないような自己犠牲を払ってたくさんの人のために尽くしたとか、そういう行動が先にあって、で、それはまさにキリスト本人がそういう人であったからそれに準じた人物ということで、それを他人、後代のオーソリティーが後付けであいつは聖人だった…と列するのであって、そのへんセイが召喚されて今までの業績により「こいつは聖女だ」と認識される展開はよくできている。聖女としての能力を発揮できるステータスを持っていたからといってだから彼女が聖女だ…としないのは、まぁ考えようによっては現金だなぁと思わなくもないのだが、いやいや聖人というのは本来そういうものだからというしかない。
 あと、不気味だったのは謝罪のシーン。一斉に頭を下げるのにはタマゲタ。まぁ日本人の書いた日本人向けのテキストなので、それ自体は仕方がないという気はするのだが、西洋風JRPGファンタジーということで、少しでも西洋に近づけるのだったら、あそこは膝まづくのではないかとずっと引っかかってしまった。これでは絵面がまるで大日本帝国憲法発布式だよ…というツッコミが頭を離れなかった。まぁ前近代的身分制度を描くのなら、国王が立ったまま偉そうに…というのはそうなのだが、例えば神聖ローマ帝国あたりではいちおう教皇のほうが皇帝より上位、つまり宗教的権力のほうが世俗的権力よりいちおう上位にあるので、聖女だということになるとセイのほうが上位になるが、まぁここがドイツに準じる王国とは限らないし、そもそも宗教を描くことから避けているのでそのへんはまぁ。
 国王がセイに頭を下げる時も、一段高いところに設置してある玉座から下り、さらにひな壇から下りてるのに側近はひな壇の上にいたままだとか、国王が臣下たちと同じ床に立って頭を下げているのにそのほかの臣下は王よりもさらに下の位置に下りようとしないとかよくわからん。王は国の中では最高位の存在のはずで、仮に人間としては臣下と同じそんざいだとしたらひな壇を設ける必要もないし一人だけが玉座に座る必要もない。そうしてないのだから、王が頭を下げれば臣下はそれよりもっと低い位置に来るべきだが、そのへん雑やなぁといった感じ。なになに?絶対王政よりも後期の、啓蒙君主の時代という設定*1だったりすんの?。それだともう近代に足を突っ込んでるようなものだと思うが、まだ剣と魔法の時代なんでしょ…。
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 まぁこの物語世界ではそれが流儀だから…とか、現代人に前近代の作法とかぴんと来ないだろうとかエクスキューズはあるのかもしれないが、いやいや先日もトルコでは国の代表でも女のほうは粗雑に扱っただのと話題になってたし、日本なんて上流階級はいまだにそういうマウンティングを政官財とも温存してるというか、まだまだ健在であるというか。
 まぁ今回の話自体がダメってわけでもないんだけど、特に今回の話はストーリーのオリジナリティだとか、異世界がいかに奇妙な風習なのかだとかではなく、まさに雰囲気を楽しむものであるからこそディテールにはこだわんなさいよという感じ。

擾乱#6

 主人公の相方が主人公と一緒に逃げようとする話。いやーさすがに掘り起こした跡とかわかるでしょと思うのだが、まぁそのへん些末なことなので、結局一時的に敵をまくことができましたでも、泳がされていただけでしたでもなんとでも繋げようはあるので、ここはとにかく一時的にでも解放気分を味わって今までのおさらいや、将来の不安などを描きましょうというそういう舞台装置。生きる意味を失った主人公が年端も行かない少女に助けられ、そこに人生の含蓄を入れ込むあたりは結構胸にクるものがある。なるほど、B級テイストでなんだか浮世離れした感覚ではあるが、複数章仕立てにしたことといいそれなりに意味があったんだなという成果が見て取れる。
 しかし直球というか露骨というか、他国に領土を割譲してまで政権を維持するモロ売国奴でしかない姿は、あれほど自国の領土と喚いていた北方領土を手放して、後世に残る成果とやらを残したかったアベの姿そのもの。「川クトウト打」「(レ)ガ上チ立」はまんま「アベ政治をゆるさない」だし、失政による財政悪化を増税で賄えというのは、オトモダチに税金を横流しして消費税を二度も上げたアベの姿に「完・全・に・一致」する。エンドロールには読売系列の日本テレビ電通までもが名を連ねているが、自民盗の政党機関紙や宣伝工作機関でよくこんな企画通ったなという。

文旦紅茶

 久しぶりのフルーツ紅茶の巻。今シーズンは瞬間的に厳寒になったせいか、かんきつの出来が悪いらしい。なので昨年は豊富にあった八朔がほとんど出回っていなかった。で、道端の販売所で運よく見かけたのが文旦のハネ品。11個入って500円だった。かんきつ全般でいうと激安というワケでもないのだが、文旦は割と値引きをしないので結構お得。

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 表面はちょっとしおれてるが、中身はそれほどでもない…のだが、若干水気は少なめ。が、ジューシーなのはいいが剥くと手がドロドロになるのより好みではある。で、文旦なのだが、房によってはこれほどまでかというほど種が入っている。皮が厚いうえに種が多いのだから収率は極めて悪い。割とコストパフォーマンス悪目。
 水気少なめの文旦は結構剥きやすく、ふつうかんきつといえば外側に筋が残りやすいが、画像のようにキレイに剥けた。全部紅茶に使わずに生食するのがよい。ただ、自分勘違いしてたのだが、文旦結構甘目である。それほど気になるわけでもないが、八朔よりベトつく甘さ。晩柑類を一通り食べてみたら、文旦はこの甘さがイマイチ、夏みかんは甘めなのに刺激が強くてイマイチで、いよかんや八朔が好みなのだと気づいた。八朔なんてほぼ酸味なのに、これが好きになってしまうとは…。
 で、いつもは、皮を削って紅茶に入れてたのだが今回はそれをしなかった。もう剥いた身をタンブラーに入れ、そこに紅茶を注ぐだけ。時間を置かずに飲むと紅茶の素の味なので、チャイ用の屑茶を使ってる自分からするとあまり好ましくはない。なので、房の半分程度の果汁を絞り、できるだけ放置してから飲むのが良いというのを見出した。画像のようにもう房が崩れてさのうがバラバラになるまで待つとよい感じ。ただ時間的には結構かかる。こうすると、生食したときに感じたベトつく甘さがなくなり、自分が求めていたすっきりした酸味が強調されるので、もう生食するのがいやになってしまうぐらい。紅茶の部分は風味が付加されて屑茶の嫌な部分は緩和されるが、個人的には紅茶部分より文旦を食うことのほうにメリットがあると感じた。

スパゲティいろいろ。

 もう大分山菜の旬の時期は去ってしまったようで、これからはメジャーな食材としての野菜が並んできてる。で、いくつか作ってみた。

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 セリパスタ。セリを見つけたので買ってみた。色調が明るすぎるが実物はもうちょっと暗め。結構量あるが、これで50円だから安い。だが、スパゲティにしてみるとあまりよろしくなかった。まずくはないがエグみが気になってイマイチ。


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 どうにも残りのセリの処理に困ってたわけだが、翌日あさりが特売でボンゴレにしてみた。ボンゴレ結構うまいのだが手間がかかるし、右の画像のように野菜をみじん切りにしてしまうと、アサリの殻の内部に入り込んでしまってもったいない。しかもこの殻の捨て場に困るという。ときどき食うのは良いが殻の処理に困るから再々食ってられないだろう。
 ちなみにセリは日持ちがしないようで、二日ほどで萎れてしまう。水分が飛ぶのを防ぐために、包装に入れっぱにしてしまうと、内部が蒸せてしまい、腐るというか溶けてしまうのでこれは考え物。


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 そら豆スパ。普通5月に入ってからがそら豆の季節だと思うが、山菜もそうだったのだが今年は旬が早めに来てるらしい。おつとめ品を買って安く済ませたのだが、それでも油断するとさやが真っ黒になる。
 で、基本そら豆はある程度火を通すために茹でるのだが、スパゲティを茹でてる湯に放り込み2~3分加熱する。で、そら豆の場合、選択肢があって、皮を残すかどうか。皮はちょっとしたエグみがあって、たいていのレシピには取り除けとある。自分の場合、皮は剥いて中の豆の部分だけを食うように処理していても、結局皮の部分を味見してそのまま食べつくすこともあって、皮を食べることに抵抗感がない。なのでめんどくさいから皮むきの処理もせずに使うことにした。皮なしだとエグみがなく、甘みが強くてほっこりした食感なのだが、個人的にはインパクトが弱い。それが皮つきだと、皮にちょっとした弾力があるから食べ応えがあるし、エグみも付属するが香りが強烈なので、「今、俺は、そら豆を、食ってる」という実感が強く味わえるのだ。まぁめんどくさいといっても、一粒一粒に包丁の切れ込みを入れて茹でやすくはしている。いつも入れないのだが、そら豆も一緒に茹でる都合上、塩も入れてスパゲティを茹でる。
 そしてこれがマズい筈がないというもの。

艦これカレンダー8月摩耶サマ水着ポスター化その後。

 蟻特急に頼んでたこれが先日届いた。

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 中身は照明。

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 いわゆるクリップライトというやつ。スポットライトとして使う。これを摩耶サマポスターにあてるというわけだ。
 ところが、配線が難しい。電源は吊り下げ型の電灯から取るかと思ったのだが分岐がない。なので、引っ掛けシーリング増改というアダプターを使う。

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 しかし、このアダプター、400円以上する。密林で買えば300円弱なのだが2000円以上まとめ買い対象品なので、ほかに密林で買う用事もない自分としては少々高くても買うしかなかった。
 で、アダプターを近場のコメリに買いに行ったら、この商品こそなかったのだがクリップライトが売られてた。ただ、中華クリップライトは15USDに2USD程度の送料、コメリのは1780円してた。どっちがよかったのか。ただ、中華はライトは5W、コメリのは3W。中華はどの程度かはわからないが防水仕様、コメリは室内のみで中華のほうがスペックは高い。


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 いろんな位置で調整を行う。自分ポスターに対してほぼ正対しているが、若干右寄り。画像左はライトを左からあてている。真ん中はほぼ正面から、右側の画像はライトを右から当てている。要するに反射の位置を考えてライトが映らないように配置するのがミソ。


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 左はライトも室内照明もなし、真ん中はライトのみ、右側はライト+室内照明。やはりライトがあった方がよい。単に絵がはっきり見えるというだけでなく、ポスターとしての存在感が増す。


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 こんな感じで取り付け。ライトは一日中つけっぱにしてる。あんまり光に当て続けると顔料染料が劣化して色あせるとおもうが、ポスターが見づらくていつのまにか興味がなくなっていた…というより、色あせるのが若干早くなっても、見栄えよく飾ってできるだけ絵を堪能する方がよいのではという判断。

ルフレ 293生誕祭

 5月5日は293の誕生日という設定なのだが、臨時で入れさせてもらってる部活動の掲示板見るまで気づかなかったという大ボケ。誕生日は該当ガールのステータスがアップするので攻略に有利なんだが、その有利をほとんど生かせなかったという痛恨の一撃。
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 レイドイベントはもう超レアトリオになってるので、POP属性の293は対SWEETでしか出番がないのだが、それでも293分だけでも2割はそこそこありがたい。主センにも入ってはいるし、副センにもそこそこいるので、単に効率的でないだけの話であり、何もしなくても若干ステータス上昇分の効果はあるんだけどねぇ。
 しかし、五等分の花嫁コラボ、やっぱりコラボキャラの五月カードは本体は293扱いになってるっぽいな。

*1:コスチュームは割とそれを意識してるんかなという気はするが