ひぐなく業#19

 受験勉強頑張って沙都子と一緒に雛見沢を出ることに成功した梨花だが…の巻。Aパートはさすがに本作らしくないだろ…と思っていたら、やはりBパートで案の定不穏な雰囲気に。しかしなんだろ?、今でも梨花は数々の惨劇の体験の記憶を持ったままのはずだが、それにしては油断が過ぎる感じ。今までが惨劇の末に殺されているという連続だったから、命大事なのはわかり切ってるハズなんだが。
 そもそも今回の構図が、沙都子を抱き込んでしまえば、雛見沢を出るためのフラグが立つだろうということで、いわば彼女を利用して自分が最初っから抱いていた野望を達成したということになっており、タブー回避のチートということになっているように見える。ただ、詩音は元からみたいだし、魅音も雛見沢の外に出てるから、村人を雛見沢に閉じ込めている枷はもう既に壊されてるという可能性もある。そして前回と今回の流れから、たとえ梨花-沙都子ラインで惨劇が起こるのだとしても、それが祟りという形になるとは思いにくい。というか、この作品の開始時は惨劇の原因が祟りという形になっていたのが、中盤で雛見沢症候群という形に変化しており、それが今やってる郷壊し編でさらなる変化をしているということなのかもしれない。この流れは太古の昔は病気は例えば神々の怒りだとかそういう原因で起こっていると考えられていて、だから加持祈祷でなんとかしてた時代から、仏教伝来とともに例えば漢方医学を僧侶が持ち帰って人々を治療していき、さらに時代を下れば西洋医学の科学的手法で治療するようになったそのようなものに対応しているようにも見え、結局前近代の風習を色濃く残す共同体を縛っていた何かを時代の変化とともに段階的に変化させて視聴者に提示してるのかなと思わなくもない。
 しかし、ムラから人が出ていけば衰退するのであって、それが今やってるエピソードのサブタイ郷壊し編なんだろうなというのは前回述べた通り。梨花は一度雛見沢のよさを再確認してたから、今回学園生活を外で送りはするが、卒業したらまた雛見沢に戻ってくるつもりなのかもという可能性を考えもしたんだが、実際問題雛見沢に就職先があるとも思われず、なにより昭和62年時に高校入学してるところからすると、梨花と沙都子は団塊ジュニア世代ずっぽし、もっといえば就職氷河期の一期生とでもいうべき世代。今やってるエピソードで一旦この高校生時に惨劇かなんらかの悲劇を持ってくるのだとは思うが、仮にそれをすり抜けたとして、大学卒業時にはバブル崩壊の影響がどっかと乗ってくるハズ。
 しかしなんだろうな?。いまだにこの作品の方向性が自分には見えてこないのだが、高度経済成長を終わって地方の過疎化が本格化した’80年代以降の昭和平成史でもやりたいんだろうか?。

城姫クエスト、イベント終わる。

 なんと150位以内に入ることができた。
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 報酬の新城姫は2枚1セットで配られるので、プレボから取り出すときは、一枚ずつ取ることができない。今回は報酬に施設がなく、いつもの施設報酬の代わりに武将明智光秀が配られてる。いつもの武将報酬の位置には麒麟。天海も配られていて、ハテ?と思ったのだが、500位までには全員配られてるらしい。大河ドラマも最終回を迎えたことだし、そのタイミングに合わせて明智麒麟を組み合わせて報酬にしたというところだろう。


 いつもヒノモト無双を忘れてしまうので、思い出したときにざっとイベント用編成をそのまま雑に放り込んだのだが、予選トナメで優勝してた。
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 よーわからんがちょっと嬉しい。ちなみに1期の小判は全ボッシュートらしくてげんなり。交換期限とかアナウンスされてなかったような気がするが…。


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 正月のプレゼント応募、人形が当たってた。21体とかどれだけの口数ヒットしたのだろう?。何口応募しても当選するのは一人一口だけというアナウンスがあったような気もするが、記憶は定かでない。でも数もらえるのはうれしい。参式の巻物と同口数応募したような気もするが、巻物のほうは最悪行動力を消費して力業で取りに行けるので、こちらのほうがありがたい。


 今回はボスのHPが多くて面食らったのだが、どうもそれでほかのユーザーは敷居が高く感じたんじゃなかろうか。助っ人を呼べばワンパンできる敵も、今回ばかりはLv40~50になるともうワンパンは無理。なので、援軍を呼ぶことになるのだが、運よく呼ぶことができると何とかなる感じ。
 強敵のほうも後半から追加される強化ボスのHPがいつもの5倍!。なので何度も殴らないと倒れてくれない。しかしそれがどう幸いするかわからんもんで、何度も叩かないといけないから一体倒すのに時間がかかり、10分間のゾーンでは倒す数がいつもより少なくなる。なので、召喚用のかけらの消費が少なくて済み、今回はずっと余ってた。今まではかけらをすぐ消費してしまってたので、張り付いて叩いてもかけらと強敵の召喚数のバランスを取るのが難しかった。要するにかけらがすぐなくなって、強敵を呼べなくなるからptの伸びが悪くなるのだ。
 あと特攻アイテムがちょっとおかしかった。通常の1BP消費より、pt6倍、ダメージ10倍のはずが、ダメージのほうが出なかった。同じ強敵に1BP使って殴るとだいたい100万弱でるので、特攻アイテム10倍なら一千万のダメージが出るはず。なのに、Lv100超の強敵のHP500万ほどだが、だいたい食い残すのだ。イベント終了間際、結果的にはそう急がなくてもよかったのだが、追撃を振り切るために5BP消費6倍攻撃を使ってみると、だいたい特攻アイテム使用と同程度のダメージが出たから、おそらく設定倍率を間違ってたんじゃないかと思う。とはいえ、最後まで修正されなかったのは全ユーザーに同条件で戦わせるという意図なのかもしれず、まぁ全員が同じ条件なら少なくとも不公平ではない。途中から特攻倍率を変えたら、それまでに消費した特攻アイテムの処置はどうするかという問題が出てくる。
 今までとイベントの諸元が違っていてそれで参加者が振り落とされたのか、それとも年度末近くでそもそも参加者が減っていたのかはわからない。ただ、最初は大いに面食らっていたのではあるが、なかなか敵のHPを削れずに、頭の中で割合で勘定してたのは、ゲーム始めた当初なかなか火力が出なくてやきもきしてたのを思い出してなんか懐かしかった。