ストパン3#1

 なんかブレイブウィッチーズの502からいったん501に戻るらしい。2の終盤ではネウロイとの和解がほのめかされてたが、よくよく考えてみたら元々がキャラありきの企画で、敵だの戦いの舞台などというのは後付に過ぎないんで、そんなに突き詰めて考えても仕方がないことに気づいた。ただ、本当にとってつけたものだったら、それはそれでキャラが生きてこないってことにもなるので、それなりに整える必要はあるだろう。が、そういう敵の設定がキャラを食ってしまうことになったら本末転倒ではあるので、そのへんのバランスはとらなくちゃってところか。
 まぁそんなわけで、テキストは特筆すべきものは見当たらなかったし、これから戦いに巻き込む展開にするにしては強引な感じはした。2から時間があまりにも経ちすぎてるし、かといってブレイブのほうとの有機的な連携を取るつもりもないのだろうから、501ファンディスクといった立ち位置なのかも。なんのかんのいって、1、2のテイストは維持してくると思うし、そういう意味でのファンサービスとしての機能は十分だとは思うが、逆にそれを超えるだけのものを見せてくれるか?と言われたらちょっと期待できそうではないような滑り出しのように思えた。

シグルリ#1

 レシプロ機ロマンもの。シナリオに長月だから絶望シチュ重視で、鈴木貴昭を連れてきてるからやはり雰囲気ははいふり。ジェット五世代機の現代になんでレシプロなのか、そのへんレシプロの挙動はリアリティをもたせてるんだろうけど、大きな構造で転倒してるのでそのへんツッコんでも。まぁやはりコトブキあたりに近いかも。
 今、おじコメで見返してる最中だが、この作品の魅力をスタッフがこれ以上はないというほど宣伝、解説してくれてるんでオススメ。大きな物語としてどう転ぶのか、お涙頂戴で終わってしまう類のものかもしれないが、そのへんはおいおい追っかけていくとして、この作品の見所はディテール部分にあるんだろうなといった感じ。