ぼく勉、水着回

 のうきんも折り返し地点で無理やり水着回にしてワロタのだが、ぼく勉、極々自然に水着回。ただ、前回辺りからシリアス風味になっていて、今回のうるか担当回も割と進路を見据えたシリアス回になってた。なんというか、うるかにとって、国内トップ選手になって国際大会に出るようにでもなれば、英語の必要性は嫌でも出てくるので、主人公、なんでそこに言及しないのだろう?とずっと思ってはいた。まさか留学という展開にするとは思っていなかったんだが、結局の所最初に言ってしまったら間が持たないからだろう。しかし国体代表選手になるということは、当然インターハイに出場してトップレベルの結果を出しているのだろうし、それだと正直なところあんまり休日に主人公と遊びに行くだとか予備校に通うってのはちょっと信じがたいものがある。
 まぁぼく勉のメッセージ性、一言で言えば「勉強しろ」でしかないので、正直この作品についてあれこれいうのも無粋な話ではあるのだが、ここは一旦こむずかしいことは置いといて、この最新話同様お色気寄りのエントリーにしてみたい。


 さて、今回の主役はこの作品では一番のお気に入りの武元うるか。
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 短髪日焼け元気っ娘とか大好物。


 OP映像が終わっていきなり

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 このシーンから登場。こ、これが石鹸アニメなのか。


 そして漫画で言えば三段ぶち抜きとか言うんだろうか
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 いきなりアップのシーン。下から舐めるようなカメラワークがまた。うるかの素晴らしいところは、大人顔負けのボン・キュッ・ボンというよりは、幼児体型をかすかに残すまだ未熟な果実プラス若干アンバランスに発達したおムネ持ちという絶妙さ。


 主人公に泳ぎを教えるとなって水に入るのだが、
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 これも三段ぶち抜き。ちなみにスイムキャップのかぶり方オカシイ。前髪や鬢、普通なら全部入れる。スイムキャップ、ポリエチレン製のメッシュキャップかシリコンキャップかのどちらかなのだが、この絵だと判断できない。シリコンキャップは水を通さずに抵抗を減らせるから普通試合用に使う。しかし密閉してしまうから熱がこもるため、それを嫌う人は練習用にはメッシュキャップを使う。



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 顧問が所要のため真冬が泳げない主人公のために面倒を見ることになるのだが、髪をまとめて


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 わざわざ水着に着替え。そこまでやる必要ないでしょと思っていたのだが、っつーか真冬、学校に置き水着してるのか?。


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 なんと



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 パーカーの


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 ジッパーをずりさげて


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 裾を開いて


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 また三段ぶち抜き「(仕方ないわねぇ)」


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 右足から水に入って


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 次いで左足


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 一旦プールサイドに腰掛けて


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 腰から


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 ざぶんと なんでもないようなシーンだが、水着が身体に張り付いているようなところにこだわりが感じられる


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 胸元まで浸かって


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 主人公のところへ…


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 これ、うるかが一気にざぶんといってるのと比べると描写がやけに細かい。


 しかし、これ、直後の指導シーンを見ると水深オカシイ。
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 ちなみにうるかの水着はローカット、真冬はどちらかというとハイカット。かなりイカット競水、真冬の腰回り青色の部分がバッサリカットされてたりする。(ターコイズの部分が水着と肌の際)、これ、スタッフは絶対意図してやってるでしょ。

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 うるかの後ろ姿と顧問の後ろ姿を比較しても、生徒はローカットの競水、大人はハイカットの競水という区別があるっぽい。
 今でこそ競泳水着、日本ではスパッツ型と呼ばれる裾が太ももまであるショートジョンが競技では大半なのだが、自分が泳ぎに行ってたまに中高生を見かけると、練習用にはワンピース型をよく着ている。まぁ自分もショートジョン(というか男なのでジャマーといったほうがよいとは思うが)なんか履かずに、大半がブリーフ型、たまにボックス型をよく履くので、履きやすさだとか水流の感覚をつかみやすいだとかで女子も練習にはショートジョンを着ないのかも。


 で、
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 真冬が


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 水から


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 上がる


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 シーンも


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 やたら


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 めったら


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 細かいのでは


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 あるが、まぁデッサンが崩れ気味なのは玉に瑕ってことで。



 細かいことを言わせてもらえば、この競泳水着も大概オカシイ。胸の谷間が見えているデザインだが、これは公式試合用でも練習用でも、もっといえば高齢者用フィットネスでもこんなのはない。胸元がこんなに開いていたら、水が流れ込んできて抵抗になるからなのだが、だから鎖骨のスグ下まで布地があるのが普通。反面背中がバックリ開いてるのはよくある。バックストロークならともかく、クロール、ブレストストローク、バタフライなどうつ伏せになる泳法だと水から出てることが多いし、水流が安定しないので、むしろ肩甲骨周りは腕を回しやすいように大胆に開けてある。うるかの競泳水着、うしろの紐が交差しているのはクロスバックと呼ばれる水着のデザインである。



 正直桐須真冬が人気投票でぶっちぎりの一位なのがよくわからん。外面で判断して、性格もポンコツなのがギャップ萌えというのも歳が若けりゃ憧れに近いものがあるんだろうが、あんなのが同僚でいたらもうめんどくさくて付き合いきれんというか、基本やりたいことだけやって尻拭いは他人にやらせるので近づくのも嫌だったりする。


 作中で真冬が水泳では恐怖を克服するのが大事といっていたが、これは大いに同意だ。自分決して泳げなかったわけでもないんだが、高校時代は25㍍泳ぐのが精一杯でなんとかなってたぐらい。それが社会人になって体力が続く限り何キロでも泳げるようになったのは、ひとえに息継ぎが楽にできるようになったから。今回
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 こんなシーンがあってウソやろと思ったのだが、人間、全体の比重は水より小さいからビート板ごとこういうふうに沈むことはありえない。で、息継ぎと同じく、水中で腕を真っ直ぐに伸ばして自然に浮かぶ姿勢もかなり大事ではある。要するに自然に浮かんでいられることを習得すれば、沈む恐怖はなくなっていく。ヘンな話、息継ぎなんてできなくても自然に浮いて、ちょっとでも手を動かせば数メートルぐらいはだれでも進むのであって、バタ足すら要らないってとこ。クロールはむしろバタ足はエネルギー効率が悪くて、必死に動かせば動かすほどスグに疲れてしまって長時間泳ぐ妨げになる。


 さて、泳いだあとはさらなるサービスシーン。
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 うるかの下半身、かなりきわどい部分から攻めてる ローカットとはいえやはり下の口のお髭の処理は必要。もとから生えてない可能性もあるが…


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 やはり一番のチャームポイント。これ、厳しく管理したモデルの体型でめちゃくちゃキレイ。反面あまり水泳選手っぽくない。自由形の選手でクロール使いなのに肩幅が全然広くない。


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 顔のアップまで持っていくのかと思ったらそうではなく、というか毎日激しいトレーニングをしてたら脂肪分は燃焼してこんなにたわわに実るはずはないのだが、トレーニングをしてない…ってことはないと考えるとおそらくうるか、主人公のことを思って毎晩いろいろ捗ってその結果実っちゃってる…とか。


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 次はカメラを引いて


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 下から


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 やはり舐めるようなカメラワーク


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 今度は顔も含めて


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 頭の天辺まで。泡で局部を隠してこれでオッケーなんだったら、神田川JetGirls、着衣状態なのに局部に目伏せを入れていたが、これに準拠して描写して欲しいところ。


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 で次は大人の


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 真冬の


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 シャワーシーンだが、これもう乳首を描いてないだけで真っ裸なのでは?


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 うるかは泡で隠していたけど、泡らしきものは見当たらない。


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 いちおうラスト


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 真冬正面からだが、際どいところはうまく避けてる。スポーツ引退して時間がたってるしデスクワークばっかなのにこの’美しいプロポーションは正直ありえん。


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 再度うるかのクローズアップ


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 真剣に考え込んでいるところだが、真冬のアドバイスで吹っ切れる。


 しかしよく考えたら、うるかの日焼け跡オカシイ。プールが屋内にあるわけで、これ仮に屋外にもプールがあったとしても普通屋内だけしか使わない。だいたい屋内屋外の両方にプールを設置する学校があるとも思えない。で、うるか以外の部員全員日焼け跡がない。学校での練習が終わってから自主練としても屋外プールが営業をやっているとも思えないし、やってたとしても夕方から晩になっているので、日焼けするはずがない。ならうるかはいつ、どこで日焼けしたんだ?…。


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 サービスシーンおしまい。


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 自分の進む道が見えてきて、これから勉強にも身が入る?かなといった展開。


 しかしなんだな、これでこの作品も前篇中編が終わって後編にはいるってことだが、ホントにこの第2クールで話し終わるんかな?。国体(少年女子だろう)で優勝したってことはまだ9月だし、あと4話で年末までやれるとも思えないから、その先の受験までやれるはずもないし。


 あと、ここに来てなんとなくわかってきたのだが、自分割とラブコメ展開がもどかしくてもうちょっとスパッと物語進めてくれないかなぁと思っていたのだが、受験中心だと教育番組っぽくなるからわざとラブコメ成分多めにしてるんだろうねぇ。そのへんバランス感覚はさすが雑破業という感じで、このアニメ化なかなか手をかけてると思う。OPやED、歌も映像もしっくり来てるし、もともとベタ塗りのアニメ絵だから陰影つけるよりコストはかかってないだろうが、絵もあんまり崩れない。なんのかんのいってやっぱり次が楽しみな作品ではある。