新番再度

  • トクナナ 警察の不祥事や不公正の報道がクローズアップされている今、善玉扱いするのは気味が悪いが、色々割り切って警察とは別組織の冒険大活劇だと思ってしまえばそれほど腹も立たない。人質として拉致されている途中、誰が裏切り者なのかという提示は面白くて、あの車内の密室緊張下での腹のさぐりあいが見られるのかと思っていたら乱暴な展開で気分はシオシオ。妖精がどうだの、そのへん人種の多様性なんかも織り込んでいるんだったらそういうテーマあたりがどのように処理されるのかでまた評価も違ってくると思うがハテさて。
  • 司書 なんで今さら司書なのかよくわからんかったが、本のない世界から歴史を追体験ということでそんなに期待はずれでもなかった。ただ、印刷のない時代のことだったら「洛陽の紙価高し」の中国や、今源氏物語の写本で話題の日本も同じ時代背景はあるのに、やっぱり西洋中世ファンタジーですかぁといったところ。まぁ現実問題として舞台が日本や中国だと読者がつかないとは思うんだが。

 実は上記二作品、視聴優先順位がかなり低くて、今期のようにとにかく本数を増やすというつもりがなければ、おそらく見ずに済ませてた。なので、このように実際視聴は後回しになってたわけで。とはいうものの、実際視聴して見なければよかったというものでもなくって、おそらく見続けていればなぜこの作品がアニメ化されたのかその理由もわかってくるだけのクォリティはあると思う。


 まだサイコパス3期とちはやふるが残っているが、とりあえず一週間第一話をちょっと見した感じ、そうそう自分の期待度を裏切るって感じでもなかった。今んトコ俺好きが頭一つ抜けてる感じかな。ゴーン2期も、第1期を見終わったときの「実はこの第1期、壮大な前フリであって第2期が本番では」という予感がそう外れてるわけでもないような気がする。個人的には第1期より印象はかなり良かった。