中華新型?サイコン届き、試走してみる
そろそろパルシウムにもサイコンを付けなきゃなと思って注文してた。前に画面が大きく見やすいと使ってた中華サイコンは、あれから何度か使ってみたのだけども、相変わらずの症状なのでもう使わないと決めてしまっていた。自転車を動かすと振動センサーが働いてすぐに起動するのは良いのだが、なぜか磁気センサーの信号を読み取ってくれないのか、速度測定をしてくれないのだ。電池はサイコン本体とセンサーの両方交換してたから電池切れはないはず。結局速度測定を全くしてくれなくなってしまったのでこんなモノ使うわけにはいかないとなった。
実は、前のサイコンを購入して日本の密林にも同等品がいくつか出品されていたのでレビューを読んでいたのだ。結構自分のような症状の出ているものがあるらしく、やはり品管に問題はありそう。新しいサイコンを買うときにもちょっと目にしてみたんだけど、1000㌔使用した人のレビューがあって、へぇそんなに持つものなんだと驚いた。問題なく長期間使えるのであれば、画面はとても見易かったのでなかなか惜しい製品ではある。
発送梱包。
商品パッケージ
箱を開けて内容物を取り出す。
付属品
本体の電源は内蔵二次電池らしく、USBケーブルで充電して使う。ボタン電池のほうが電池切れのとき、コンビニなどで容易に調達可能なのでどうなんかな?と思わなくもないが、今どきだとスマホ前提の世の中らしいので、パワーバンク必須ということなのかな。ちなみに充電中、センサーにマグネットを揺らしてたら信号を拾っていたので、充電中も使用可能と思われる。
センサーの電池蓋はコインで開閉ができるやつ。律儀にボタン電池放電防止の絶縁紙が挟んである。
ステーに取り付けて表示させてみる。前の中華サイコンより表示部は狭いが、視認性は特に問題ない。
部屋の電気を消してバックライトを点燈させてみた。暗中での撮影はリアルな見え方にするのがとても難しいが、だいたいこんな感じだったと思う。
日本の密林にも出品されているのかと自転車のサイコンカテゴリーを探してみたのだが、なかった。レビューがあれば参考にしようと思っていたのだが、あちらでも発売されてそんなに間もないらしい。仕方がない、人柱にならざるを得ないかと購入したのだが、結論を先にいうと、機能自体は悪くない。というか、前の中華サイコンより機能はよくなっているし、自分の用途にかなりあてはまっていて好印象。あとは長期使用に耐えることができるかどうかだけ。
表示パターンは二種類だけに割り切っており、そのうちの一つが自分が必要としている走行距離と現在時刻が同一画面に表示される。これがありがたい。速度表示がバカでかいのはともかくとして、残りの表示が結構小さいのだが、実走して視認してみると表示がわからないということはない。
夜間走行ということで、バックライトの表示なのだが、これが結構実用的。まず、他のサイコンだとバックライトをつけるボタンをポチると、数秒表示して自動的に消えるようになっているのだが、これは点燈しぱなっしになる。
但し、バックライトを点燈させるのはちょっと面倒で、下にある側面のボタンの2つを同時に長押ししなければならない。とはいえ、人差し指を上辺の側面に引っ掛けて、親指を両方のボタンに乗せて押せばオッケーなのでそんなに難しいものでもない。商品ページだとバックライト長い時間点けられるという触れ込みで、正直どれだけ信じてよいのかわからないが、電池の持ちを気にするのであれば付けっぱなしにしなければよいわけで、そのへんは個人個人の運用次第と言える。
明るさも必要十分で、むしろ電池の持ちを気にするならちょっと明るすぎると思われるぐらい。なんかこの性能のおかげで、前回光ファイバーで作った、フロントライトの光を誘導して常時確認できるようにしたものがおそらく要らなくなる。
ホント問題は長期使用に耐えるかぐらいのものだが、まぁ他に気になるものとしてやはり電池の持ちもある。そのへんはおいおい確認していくことになるだろう。あと商品ページにはレビューがあって、気になるものとしてはスマホなどの電子機器との同時使用でサイコンが誤作動を起こすから、ワイヤレスでなくて有線のを買っとけというものがあった。自分携帯端末を持っていないのでそのへんの心配はないが、今どきだと懸案事項の一つではあるだろう。あと、いちおう防水を謳っているが、USB端子の防水が気になるから注意しとけというレビューもあった。これはちょっと心配ではある。端子カバーのゴムが薄いし、しっかり嵌っているというものでもないので、その懸念はあって当然だと思った。
というわけで、なかなか期待感を煽る製品。ステーがビーム式でない、ハンドル直上に取り付けるタイプのもあってそちらは安いのだが、自分の購入したのは、ステーがビーム式、無線で送料込みで24USDぐらい。これで耐久性があったらキャットアイ敵ではないと思う。