式姫の庭、特姫圧縮が辛い

 昨日特別な堕天使「みゅりん」を極にランクアップした。で、五行を食わせて防御の五行はカンストさせた上で、元々つけていた防御アップは幸運への導きに付け替え。幸運はドロが2倍以上になるようにLv25まで上げた。ちなみにスキル書はまったく石燕を使わずに45消費。比較的楽なLv20まではせいぜい失敗は4~5回だけだったが、Lv21からはベースの合成確率が1%なので、20%のボーナスがついてもなかなかしんどい。とはいえ、20%ならスキル書5枚に一回は成功するという計算なので、合計45枚はだいたい期待値通り。
 幸運に付け替えたのは夜宴でのドロアップのためだが、正直サ終を控えてちょっとばかしの柚の実を望むのはあまり得策ではない。が、幸運の書が300枚近くあったから、無駄になるならいっその事と踏み切った。
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 防御強化に五行を投入したら落ちることはないんじゃね?と思っていたのだが、回数限定討伐の五回目で落ちてしまい目が点になった。まぁ投薬分にしたってHPが低めだからマージン低めだし、速さも投薬のみなのでもしかしたら連撃を食らってるかもだしでなんとも。肝心の柚の実ドロはやはりというか微妙な感じ。全体的な札とアイテムのドロは増えたような気がするが、もともとのドロ率設定が低めなのだろう。
 ちなみに「らーじゃ」はフルカン急所、「ひるだ」は攻撃Max防御五行のみMax攻修、三枚ともLv4のコス1運用。まぁ今となっては低コス周回もやる意味がそれほどないと思うんだが。

CIRCLET PRINCESS視聴した。

 チェック段階の設定からしてこりゃ大丈夫か?と思ってはいて、第1話、第2話と視聴してなんじゃそりゃという感じだったのだが、第3話から違和感が何故かなくなり、それ以降ハマってしまった。
 そもそも部活動で武器ありの格闘技?というのでこれはオカシイと思っていたのだが、その違和感がクライマックスでうまく利用されていてちょっとこれはやられたという感じ。
 女子高生部活モノで、「スポ根」をウリとしており、近未来設定としてARより進歩したというMRというものをでっち上げており、こう話を構成しているいろんなイシューにはスポーツ関連のものが結構織り交ぜられている。スポーツのショー的側面、コスト的側面、その他いろいろ、気にしなければ通り過ぎているようなものが、結構気をつけていると、あーあの事例を着眼点にして整理して視聴者に提示してるんだなと思われることが結構あって、そのへんうまく埋め込んでいる感じ。スポ根要素も基本部分は変わらないんだけど、現代風にリファインしているというかそのへんもテキストに落とし込む前にいろいろ検討を重ねたんじゃね?と思われるような感じ。試合を通じて成長するだとか仲間がどうとか、そのへんはクライマックスあたりがやたら説明セリフが多くてウンザリさせられたが、それに至るまでの過程では、個人としてのスポーツとの関わりとのバランスがよくって感心して視聴してた。
 キャラクター造形もよくできていて、ライバルキャラがたくさん出てくるのだが、悪印象とともに登場させておきながら、魅力を忘れずにつけているあたり、ゲームキャラとして使うアテがあるから使い捨てにするわけにはいかんよなとぼんやり考えてた。主人公キャラまわりのサブも、単なる引き立て役ではなくって群像劇に近いバランスまで引き上げられていて十分感情移入できるレベル。
 B級ではあるんだけど、テキストは王道を突き進んでいてそのへん個人的にはせかつよと並ぶヒット作。同じ格闘技にこだわる作品にViVid Strike!があったが、自分にとってはくどすぎてこちらのほうが出来が良いように感じた。テーマ自体はありきたりではあるんだけど、既存のものを寄せ集めただけじゃなくって、新しい要素も含ませているんかなと思わせるところもあって、期待していたよりはるかに楽しめた作品。



 あと、このアニメ、ゲーム連動作品というか先行作品なのだが、視聴後ggってみるとゲームリリースはアニメ放映終了後の先月だったらしい。ゲーム原作アニメについてちょっと友人と話していたのだが、今はメディアミックスとしてのこのあり方は過渡期にあるらしい。大体スポンサーからしてゲームの販促としてアニメを作るらしいのだが、実はゲームリリースのタイミングでアニメ放映というやり方はあまり上手くいってないらしい。刀使ノ巫女あたりもそうだったような気がするが、むしろビジネスとしてみた場合、ゲームがヒットしないとアニメ制作費分無駄になる感じで、ゲームがヒットしてからその余勢を駆ってアニメを放映したら利益としては良いとのこと。そのへんは艦これアニメあたりがモデルになるという。確かに艦これ、ゲームが大ヒットして、アニメがあの出来だったのに円盤の売上はダントツだった…という。ゲーム制作費は、開発費より情宣費のほうがデカイらしくて、その費用の使い方としてもアニメは結構低コストの手段らしいが、結果として撒き餌としては機能していないらしいということだった。