Pulsium500CP、ブレーキ操作側の変更。

 わざわざ合衆国から取り寄せたPulsiumだが、あちらは前ブレーキが左レヴァー、後ろブレーキが右レヴァーで操作するので、これは右前で慣れている自分にとっては使いにくい。なので、乗る予定はないのだが、いちおう変更だけはしておくかと。



 全部取り出したほうがやりやすいとは思うのだが、前の方だけ持ち上げてそれで作業することにした。ハンドルはヘッドチューブからフォークのところにタイラップで止められていたのだが、タイラップの留め具のところを持ち上げて再利用できるようにして外した。結局タイラップで再固定することはなかったのだが。





 ハンドル部分の緩衝材を取り外したところ。ブレーキ・シフトのアウターがビニールテープでハンドルに固定されているのがわかる。このテープは取り外す。




 前ブレーキはフォークに取り付けられていないので楽だが、後ブレーキ位はこの通り取り付け済み。しかもインナー用エンドキャップまで取り付けられている。とりあえずこれも外す。




 インナーワイヤーを抜く。ブレーキレヴァーを握ると隙間ができるので、そこでインナーワイヤーのタイコ部分が見えるから引っ張る。




 ブレーキアウターはブラケットには差し込んであるだけなのでインナーワイヤーを抜いたら前のアウターと後のアウターを右左とで差し換える。が、いちど抜いたらアウターは抜いたまゝにしておく。見えている上のほうがブレーキ。





 インナーワイヤーを先程レヴァーを握って出来る隙間から抜いたが、インナーの後前を左右で交換して通す。で、
 インナーにアウターを添わせる形でアウターをブラケットまで押し込む。ちなみに後ブレーキのインナーをアウターに通すのは難儀した。





 なぜなら、このように端っこがほどけてたから。一度ブレーキに取り付けて、あまつさえインナーキャップまではめていると、特にインターキャップを嵌める際にワイヤの端からちょっと内側を抑え込むように力が加わるので、先っぽがバらけてしまう。これは再挿入がやりにくい。ブラケット部分を通す時、アウターに入れ込む時、アウターを通す際に途中で引っ掛かるなど、かなりしんどかった。ハンダで固めたら楽にはなるのだが、そこまでする気力もなかったのだが、なんとかやれたという。インナーキャップを取り付けたいのだが、ワイヤーカッター(インナーキャップを押しつぶす機能がついている)が見当たらないのでまたの機会にする。



 で、結局緩衝材を再度取り付けてまた箱にしまっておいた。まぁ暫く乗ることはないと思うんだが、こうやって作業をすると乗りたくなってしまう。いつかはともかく、乗るために購入したのだからいち早く乗ってやれよとも思うんだけども…。