1stQ2018アニメ新番チェック

 もう既にシーズンは始まっているのだが、紹介サイトを頼りに一通り公式サイトで気になる作品はイントロダクションあたりを見てみたが、やはり無難にまとまってる作品が多い感じ。おそらくぱっと見で選んでも、内容が自分の想像したものとは違っていてもそれなりに楽しめる要素があるって感じで、そうそう損は無いかなという。そういった意味でかなりの熟成期に入ってるんじゃなかろうか。昨今の動向をふと考えてみると、恋愛モノをそれなりに真剣に作っている感じで、そのへん“君の名は”の成功が功を奏しているのかな。男の自分がこんなことを言っても的外れかもしれんけど、たとえキャラが未成年であって萌えアニメ風でも、老若男女問わずそれなりに楽しめる作りにしてると思う。
 今期の注目作品は一つ挙げるとすれば刀使ノ巫女かな。実は設定を見る限りテキストには期待出来ないのが本音で、そのへん化けるかもしれないから未知数だというしかないが、見どころは殺陣の描写、つまりまさにアニメーションの部分。まぁPVは一番良いところを切り取ってるだろうから、それ見て本編もそうだと思わないほうが失望もないだろうが。原作があるのかと思ったら、商品ページに原作は無く、下のバナーでゲーム原作かと思ってゲームサイトに飛べば、アニメ原作とある。要するにオリジナルだったわけだ。キャラ原案にしずまよしのりを採用してゝひそかに売る気満々というのが見て取れるから、持ち上げるにせよ叩くにせよ題材としての資質は十分だと思う。