E4まとめ。


 正直もうイヴェの残り時間も少ないのでアレだが、自分なりに思いついたことを書き記してみる。あくまで主観なので参考にするかどうか(そういう需要があるかどうかは別にして)は自己判断で。


はじめに

 この海域の特徴的なところは、「ボス到達率が確率で管理されている」ということです。まぁこのゲーム全般に言えることではありますが、このE-4は特に道中を突破するかどうかは運によるという要素が強いです。自分の体感では2割か3割ほどの到達率でした。大破撤退するのがデフォルトであると考えるほうがストレスがありません。
 さて、最初にやっておくことをまとめてみましょう。

編成を選ぶ

 E1〜E3で使ってしまった艦、E5で使う予定の艦を考えて選びます。自分はE5に軽空母をできるだけ残すようにしたのでちょっと苦労したかもしれません。

  • 軽編成

 大型艦1、中型艦2が基本で最短ルートを通ります。燃料弾薬の消費が少ないので、道中の避け率が大きいですが、当たると大破は必至です。

  • 準重編成

 高速大型艦4で、軽編成よりヲ級改×2マスを余分に通ります。

  • 重編成

 戦艦や空母を六隻使えます。空襲マスを計3つ(燃8×3、弾4×3)、潜水マスを1(燃20)、戦闘マスを2(燃20×2、弾20×2)通りますので、燃料は使い切ります。弾薬はボスマスにて28%残っているのでペナルティは軽めですが、フルの火力は期待できません。


 要するに避けるか耐えるかの違いです。軽編成ではボスマスに到達したときの火力が心配ですが、弾薬は半分残っているはずなのでペナがほとんどなく、駆逐のカットインや雷巡の連撃でも十分敵旗艦は撃沈可能です。重編成では殴り倒すことも重要なので大正義編成のように大和型やIowaが推奨です。

キラ付け推奨

 基本的に自分は攻略本隊にキラはつけないようにしてますが、この海域はちょっと思い立って本隊にキラ付けをしました。最初にキラ付けを検討したときに念頭にあったのは、2014夏イヴェのAL海域ですが、アレはキラ付けで顕著に突破率が違いました。
 しかしこの海域で、キラ付けによる突破率を期待してはいけません。まったく効果がないとは言いませんが、2割の突破率がせいぜい3割になるぐらいで、それも本当にそうなっているとも思いませんでした。ではなぜキラづけをするか?と言われると、運よくボスマスに到達したときに本隊の状態が少しでもよいことを期待してのことです。いくら損傷は免れないといえども、無傷に近い状態で到達するのと小破中破が多い状態では敵旗艦撃破率が違うと思います。いちおう自分もキラなし軽編成で惜しいところまでいきましたので、キラ付けが必須だとまでは思いません。

制空をどうするか

 自分的には制空優勢推奨です。軽編成では自分のように航巡2にそれぞれ水戦、加賀を烈風箱にすることで、戦力ゲージ削りでは優勢が可能、戦力ゲージ破壊では拮抗が可能です。
 重編成ですが、空母2に艦攻をそれぞれ1載せ、戦艦に水戦を積むことをやってみましたが、これではボス前、ボスマスにて制空優勢がとれませんでした。結局空母2は潔く烈風箱にして戦艦には夜偵や徹甲弾を積むほうが得策だと思います。夜偵を2つ積めば制空優勢で発動率が高くなります。

対空CIは強く推奨

 軽編成では秋月型か対空値の大きい艦にCI装備を積むのを推奨します。重編成では同じく対空値の大きい艦に対空電探や90㎜や高射装置付き12.7、三式弾などで可能です。まとめサイトさんの※にあった、対空値の大きいIowaは耐久と火力の大きい秋月型というのは至言です。
 但し、対空CIを過信してはいけません。ゲージ削り時はともかく、ゲージ破壊編成では発動しても敵の攻撃機は枯れることはないと考えたほうが楽です。あくまで撤退確率を下げる程度に考えるのが吉。しかも70%はあると言われている秋月型の高射装置付き高角砲×2+対空電探の組み合わせも、うちの照月はよくサボりました。旗艦に据えていたのですが、旗艦にすることによって発動率が上がるとかないようですし、旗艦に据えることでMVPをかっさらい、cond.100であることが多かったのですが、それでも発動率がよくなったとは思いません。

交戦形態はどうか。

 不可能ではありませんが、ボスマスで反航・T字不利を引いたら諦めてください。反航で少し可能性は出てきますが同航よりかなり期待薄*1です。道中でT字不利はむしろありがたいです。戦×4では突破率が上がります。自分はそう考えて彩雲は載せませんでした。

本文

 この海域での一番の敵が「先の見通しがつかないこと」です。それに対する心構えが実は重要だと思います。道中の撤退要因が潜水マス・戦×4マスでの被害であり、そしてボスマスでの交戦形態に何を引くか…というのが懸念の主なものです。最初の空襲マスは燃料ペナがないので割と被害は少ないです。但し、重編成ではボス前の空襲マスが鬼門です。が、基本的に制空状態を整え、対空CI艦を用意するかどうかを決めたら空襲マスは悩んでも仕方がありません。キラに期待してもいけません。
 で、その重要な見通しですが、ゲージ破壊編成では

 ボスに到達するのは5回に1回と割り切り、到達時に反航・T字不利を引いたら諦める。

 というものです。ですから、10出撃して約2回到達するうち、ボス撃沈が見込めるのはT字有利・同航を引くであろう1回と考えたほうが精神的によいと思います。編成や装備選択を間違えなければボス到達率が半分を超える他の海域と同じように考えていては持ちません。大抵の海域では「殺られるまえに殺れ」が基本ですが、軽編成ではそもそも対応が不可能な空襲マスと潜水マス、戦艦×4マスの組み合わせなので、その考えから脱することが重要です。自分もまだE5の攻略が完了していないので余計なおせっかいではありますが、E4甲に取り組んでまだクリアしてないプレーヤーの健闘を祈ります。

*1:T字有利は重編成では敵の攻撃でこちらが大破させられる可能性が上がるので、運要素が強くなる。