ユリ熊嵐 第7話

 どこまで真剣なのかを幾原作品に問うてはいけないんだろうな。
 主人公がずっと忘れていた友達が銀子であると思い出すまで。正直よくわからんといったところ。そもそも断絶の境界で起こっていた戦争が何のメタファーなのかわからんし、その中でなぜ主人公と銀子が出会えるのかというのも考えるのがめんどくさい。あれほど大切に思っていた(という描写らしいが)のをなぜ突然忘れ(させられ)たりするのかもこれから明かされるのかね?。で、そういうのはピングドラムあたりでは全部そう思わせておいてはぐらかすという手法を多用してたので、真面目に考えるのがアホらしい、まぁ考えるきっかけはゆるやかに作っておくけど、予測するのは徒労に終わるから深く考えずに先の展開を待つという態度になっちまうんだよな。