異能バトルは日常系のなかで 第11話

 ヒロインズの格差問題。
 前回に引き続き、主人公とヒロインズからの抜粋とのデート回。きっちり4人分やるというのも律儀な話だが、もうこういう構造が全くデータベース型消費であって、ようやくヒロインズ内での主人公争奪戦が始まるか?と期待していたのに、争奪戦という構造自体が、デートを引き立てる背景にしかなっていないという。
 まぁお話としては良くできているというか、フォーマット通りで、我に返るともうどうでもよいといったところ。もともとラノベ原作だから深いものを期待していないし、おそらく原作者もそのへん割り切って書いてるだろうから失望はないが、逆にそういう構造ありきなのがこうまであからさまだと、ヒロインズがちょっと可哀想になってくるというか。なんかおしいというかもったいないというか。