なんか、あっけなかったな。
気になるってほどでもなかったんだけど、間延びしている感じだった。が、もともとがまったり進行の作品ではあるのでこんなもんだろう。千紘がやれ毒がどうのとか言ってたが、普通に剣が刺さっているときは血が流れてなかっただけなんじゃないかとも思う。
千紘が礼亜父に言ってたことも特に目を見開かされるってほどでもなくて、ごくごく当たり前のことを述べたゞけのように見えた。普通の女の子云々も礼亜本人が何度か言ってる場面があったし、そのへん視聴者をビックリさせるつもりはなかったと思う。が、目新しさが無かったから駄目なのか？と言われゝば、普通に出来は悪くないし、むしろ丁寧な分、粗を感じさせることも無い。
しかし、前回気がついたことではあるんだが、思慮も分別もあった（優秀な）人たちが壊れる様子を提示するのにいたく感心した。まぁ物語の登場人物はなんのかんのいって悪人は出てこないという構造といわれたらそうなんだけど、やはり丁寧さが功を奏している感じを受けた。決着がついた形にはなっているが、すべて丸く収まって物語によくみられるめでたしめでたしの大団円って形ではなく、わだかまりが残っているというのも冷静な流れ。
しかしメイド連中に豪華な声優の奢りよう。
