ジャヒー~#11

 OP・ED変更。まさか2クールとは思わんかった。変更されたOP・ED映像からだと魔王と思しきキャラが登場していて、これも少々驚き。魔石を破壊されて王国が崩壊したと言ってたから、その魔石の集合体が魔王なのかなと思わなくもなかったから、ちゃんとヒト形をしていてまぁそうだよなという。しかし魔王が現れるとなると、ジャヒーも魔王の部下の筆頭なだけで、部下という点においてはドゥルジと並んでしまうだろうから立場は悪化するのではという気が…。
 店長と大家のケンカの原因が下らない理由だぞと待ち構えていたのだが、案の定でワロタ。しかもネタとして笑えないという。笑えないことで笑えたというのは逆説的だが、なんか初めてこの作品で笑えたような気がする。

月とライカ#3

 ヒロインが高所恐怖症を克服する話。ロケットの本来の目的も言語化されてなんかこういう一般放送で聞くのは感慨深い。日本の宇宙開発も原発推進も基本はそれなので、本当に原発をなくしたいのなら自民盗もあの立民ですら政権につけてはいけないのだが、仮に自民盗が居座ったってもう何十年も原爆は持たせてもらえないからそのへんどー考えてるんだろうなという感じ。もう本来の目的は優先順位が低くなってしまって税金をどう私物化するかにだいぶシフトしてしまってるし今後どうするんだろうね。
 夜間飛行とかストーリの展開上すんなり出してきたんだけど、落下傘訓練も含めて昼にやるより危険度がバカ高いはずなのだが、そのへんは気にしてもいかんかな。前に自分バンジージャンプも飛べなかったと言ったが、割と暗闇も怖くて、月明かりがあるならともかく、そういうのがない森の中だとか海岸だとかも割と行きたくないところの一つだったりする。なので、高所&暗所のダブルだと恐怖も倍増なんじゃ?と考えてしまうのだが、暗所だと逆に暗さで高所であることを意識できないとかそういう打消し効果かなんかがあるんだろうか?。絵面からは割と周囲の風景が見えているようになっているけど、満月だからアレだけど割と周囲は暗いのでは?とは思ってしまった。前になんかの動画で夜間の空母着艦の様子を見た記憶があるのだが、いくら空母上で照明をふんだんに使っても、航空機がまだ空母を視認した段階では本当に光の点でしかなかったんだよ。アレに着艦できるとかなるほど素人が本で読んで想像するよりはるかに難しいもんなんだなと思ったことがあるから、ちょっと今回引っかかったという感じ。まぁ満月の夜は結構明るいって話も聞くからそうリアリティがない話でもないのかもしれないが、正直なところそのへんよくわからんというか。

海賊王女#11

 後続に追いつかれてしまうが、勝手に昇華していってしまう話。うーん、あの王族の坊ちゃんが、主人公一行が当地に到着するために何か重要な役割を果たしていたとも思われないし、主人公の母ちゃんは火あぶりになって死んだのになんで登場したのか今回の話の役割自体もよくわからないところがあるのだが、とにかく母親から言われたこれからはお前たちの時代だみたいな引き継ぎが必要だったのだろうぐらいしか思いつかん。ただ、では今までのことが、母ちゃんの物語として続いていたのか?と言われるとそれもよくわからんところで、基本あの王族の坊ちゃんは母ちゃんの死についてなにもできなかったのであって、そもそもこの地についたらまた会えるというのも冷静に考えたら妄想の類だし、彼自身はこの地につく情報というか手掛かりは、そのほとんどを主人公一行へのストーキングで得たのであって、あまり彼自身が努力したからそのご褒美に(たとえ妄想であったとしても)再び母ちゃんに会えたという形にはなってない。
 でもまぁ、どうせ王族の坊ちゃんと主人公の母ちゃんはおそらく会えるんだろうとは思っていたから、主人公の護衛とのバトルシーンも本当にやる必要あるの?と思いながら視聴してて、で、母ちゃんと会うことで役割が終了するんだったら、やっぱりバトルの必要なかったジャンとも思うのだが、とはいえ、おそらく坊ちゃんが死んだのはバトルで手を切り落とされて失血で死んだのだろうと思うと案外必要だったのかもなとは思ってる。
 ということで、なんらかの形で物語上のミッションが再設定されるとは思っていたのだけども、なんかこれからはお前の物語だというぼんやりしたものであって、この世界が持つ問題はどのようであって、それを何とかするって形にもなってなかったし、なんとも不明な点が多い。使命があるものがあの地に辿り着けるという触れ込みだったし、しかし主人公にはその使命がどのようなものか具体的認識してるわけでもないし、しかしあの地に集められた財宝は、その使命の達成のためにあるのだろうしで、こんなわからない尽くしでどーすんの?って感じはする。まぁいろいろ今回の話だって分からないところもシナリオスタッフに何か必要性が与えられて視聴者に提示されてるハズで、そのへんやっぱり通しで見ないと判断できないのだろう。結局忍者部隊の裏の使命である天叢雲剣も見つかって、それを持ち帰ればミッション達成だろうが、それもどうすんのだろうかといろいろ寸止めのところではなしはまた次回に続くという。

アクアトープ#15

 企画展示の提案が通って職員同士こなれていく流れ。うーん、なんか強引な感じ。元館長代理のこだわりもよくわからんところで、通して視聴した感じ、周囲の意見のほうが筋が通ってるという風に思ったから、話を先に進めるために結構無理してるなという感じ。
 水生生物に対する思いはそれぞれのキャラクターで相違点はあるんだけど、どっか根がつながってるところがあってそれぞれ相手に見出して相互理解が深まるって流れなんだけど、贅沢言ってしまえば、もうそういう和解するだとか理解するという結果が先にあって、なんか唐突に仲が良くなってしまうという流れが不自然で、これもっとなんとかならなかったのかなという。
 あと、最初のほうで愚痴を元アイドルにぶつけてるんだけど、その元アイドルが普通ならあの場面で大抵の友達が言ってしまいそうになることを敢えて言わなくて、最小限の会話で言いくるめてたのが、これはさすがにライティングの妙だよなとは思ったので、そのへん今回の話が全体としてこなれてないのが残念というか。
 しかしなんだな、飼育員としての知識が豊富にあって、元居た水族館が潰れないように努力していたり苦悩していたことが今回結実してたという流れで、ホラ、やっぱり適材適所だったじゃんという流れだよな。あと、元館長代理は最初は両親との思い出の場所を守るというのが大きな動機で水族館の仕事にしがみついていたわけだけど、今回の話だと水生生物に異常なこだわりを持っていたわけで、両親との思い出だけが動機なんだったら別に水生生物に愛着を持たなくてもよかったのが、まぁ最初に嫌っていたわけでもないんだけど、日常仕事として触れていくうちにそれがかけがえのない存在になっていく…という流れなので、やはり、最初に夢ありきで、その夢を実現するために努力して就職が叶ったとかそんな流れにはなってない。最初に目的があって、目的実現のための努力がその次に来て結果が出るという、いわゆるPDCAサイクルという形にはなってないワケで、そのへんやっぱり人間やりたい仕事があってそのために努力するのは美しいんだけど、大半の人間はやりたい仕事に努力すればつけるはずもなくって、やってくうちにそれがその人に合っていくんだよみたいな構造になっている感じ。
 今回展開として気になるところはあったけど、言語化されてないだけでいろいろ処理されている事柄が多いし、そのへんすべてを自然な形で推移させるのは至難の業だとは思うんでなかなか難しいところだったとは思う。が、大きなテーマとして矛盾するところはなかったし、なんのかんのいって大過なくストーリーが進んでいるようには思ったとかそんなの。

城姫クエストイベント終わる。

 アカンかった…。と書くのはちょっと語弊があって、いちおうかろうじて250位ボーダー内に入って、報酬新城姫はとれたんだけど、最後の一手が足りなさそうということで、特効アイテムを2個買ってしまった。とはいえゲームpf内通貨だし、今までなかなか使うタイミングが訪れなかったから、いわゆる現ナマをつかったわけではないし、裁量の範囲内ではあるんだけど、ちょっとした敗北感はある。
 昨日まではちょっと走れば250位に追いつくほどの得点差だったのだが、本日の夕方でビックリ。特効アイテムを全部使っても足りるか足りないかの瀬戸際で、まぁ精一杯走ってみるかと決心して周回を繰り返していたんだけど、これがキツいのなんの。今までは大抵他のユーザーは最終日までには特効アイテムをほぼ使い終わってあとは調整みたいな態度のが多かったから、自分も特効アイテムを10個ほど残していれば十分ボーダー内は入れるだろうと高をくくっていたのだ。が、それだけの余裕は今回なかった。まぁそれまでの自分の態度が、日に2回ほどゾーンに入っていれば十分だろうというものだったので、これをちょっと無理して後半戦だけでも日に4回ゾーンに入っていればおそらく特効アイテムを購入しなくても済んだはず。本格的に2学期が始まって、盆あたりから急増したと思われる新規ユーザーが減ったのだろうと思っていたが、とんだ見込み違いだった。
f:id:corydalis:20211015211524p:plain
 今回スローペースだったおかげで、途中までは配られただけのイベント専用行動力回復薬だけで済むのではないか?と思っていたが、そうでもなかった。ちなみに250位ボーダーは1293813369ptでおよそ13億。結果的に特効アイテム購入は正解だったのだが、それもボーダーとの差が700万ほどしかなかった。特効アイテムを一個使って得られるptが約500万~1300万なので、特効アイテムが一個でも足りなかったらおそらくボーダー内には入れていなかった。終わってみたらこのptは今までのイベントと比べても高めだと思う。最近の後半レイドボスは6回ほど殴らないと沈まなかったのが、今回は中程度の特攻姫がそこそこ用意できるので、運が良ければ2回、運が悪くても4回殴れば済むという感じだったので、もしかしたら殴る回数自体は最近のレイドイベントとそんなに変わってないのかも。300位ボーダーが1074781063ptと、約11億なので、これが数か月前の250位ボーダーぐらいになってるので、やはり新規ユーザーが流れてきたので厳しくなっているとみてほぼ間違いないだろう。ちなみに1000位が89364801ptで、これは約一億。
 うーん、そんなに劇的に拘束されるようになったわけでもないんだけど、やはり周回は基本的に作業の繰り返しなんで、こうのんびり三文芝居を楽しみつつ興味が湧けば史実を掘ってみるというスタイルには見合わない感じはするんだよね。なんかサ終が決まるまでのPC版黒猫Wizが、イベントを繰り返すたびにボーダーが上がり続けてしんどくなるばかりだったから、ああいうのはもうやめにしたいと思っていて、城姫クエストも手を引くべきなんだろうな本当だと…とぼんやり思ってるとかそんなの。

 

テスラノート#1・2

 謎の力をめぐるスパイアクションらしい。クレジット見ると外国人多いし、世界展開だろうねえ。でもなんだろ?。ジャパニメーションを見慣れてるとシナリオが陳腐に見えてしまうというか、この#1・2の一連のエピソードを見る限り、安っぽいお涙頂戴とあまりテンポの良くないかけあいあたりはどっかヒく感じ。
 絵的にはあんまり作り物感を隠さないCGワークで、なんかどことなくディズニー映画みたいな雰囲気。ヒトの動きがやたら作り物っぽく感じたと思えば、逆にヘンにリアリティがあるシーンもあって戸惑う。ヒロインとお調子者の若者とのコンビも狙ってやってるのだが、これも今ドキの関係性重視のジャパニメーションの傾向に慣れているとやはり作り物っぽくて閉口する。
 ニコラ・テスラを持ち出すあたり、関係性以外のテーマにどんな含みがあるのかはまだ読めないので、そのへんは様子見。少年マガジンが協力してるってことはMMRあたりが関係してるんだろうか?。とにかくこの初期の段階では不安材料が多くてどうにも個人的な印象は悪いんだけども、ある程度メッセージ性みたいなものが見えてこないとなかなか判断できない感じかな。中野学校白洲次郎とかこれも個人的には胡散臭い部類ではあるのだけども、このへんは香り付けであんまり深い意味はなさそうな感じではある。

追記

 オリジナルアニメかと思ったら原作付きで、しかもマガポケ連載のアニメ#1・2分が無料公開されてるので読んでみた。
テスラノート - 原作/西田征史 久保忠佳 漫画/三宮宏太 / 【第一話】「新米スパイ」についての考察 | マガポケ
 MMRとはあんまり関係ないみたい。マガジン編集部がオカルトを一部持ち上げる傾向があるってだけで、普通にオリジナルだろう。
 なんか原作読んで、アニメの改変がマズいと感じてしまった。ヒロインの相方、原作のほうだとちゃんとスーツを着てる。アニメのほうでは柄物なんだが、原作は当然キャラがどんな人物かを示すために衣服も考えて記号を付加してるのであって、それを変えちゃうの意味不明。柄物を着せることで、それが任務遂行の上で有利に働くとかなんらかの理由付けがあるとも思われない。ヒロインが事故現場に潜入しているときの監視任務を彼はヒロインが送ってきた共有映像におののいて怠ったというシーンも、彼がチャラ男だから任務に真剣ではなかったという雰囲気になってしまっていて、筋をちゃんとなぞっていてもそこから受け取る印象は原作と違って劣化が激しくなってしまってる。
 まぁ難しいところで、原作の絵が劇画のように線が多くて普通のアニメ絵にすると作画コストが莫大になってしまうし、かといってそれを緩和するためにCGでのっぺりしたデザインにしてしまったから、誰もかれもがスーツを着てしまうと、キャラ同士の相違点が希薄になってしまうんだろう。ただ、原作を読むとあの相方の兄ちゃんは調子こいた態度ながらちゃんと職場の先輩って雰囲気が出てるのに、アニメだと口だけ達者なチャラ男の印象が強くなってしまってる。
 あと、シナリオでは、今回メインキャラが「欠片」をゲストキャラの子供から確保することがミッションになっていたのだが、アニメでも子供のことを考えて奪うのではなく、交渉で譲ってもらう(子供の父親が借金モグレだったのでカネで解決する)という流れ。その後原作ではボスに報告してなんでカネで買うのか、ちゃんとその場で確保しとけと叱責されているのだが、アニメ版ではこれが省略されてる。これがストーリーのラストでちゃんと機能するように原作ではなっているのだが、それが抜け落ちてるせいで組織全体の実力だとか信頼性が損なわれてお前らそんなことでダイジョーブなのか?みたいな不安感がいやがうえにも増してしまう。
 あと、気になったのはゲストキャラの子供の父親の描写。北欧では労働力不足を補うために多量の移民を導入しているのだが、もともとが労働力不足なので福祉も教育もそして警官の人数も足りておらず、移民の貧困化や移民の犯罪による治安悪化がスゴイ社会問題化してる。でもって在来の国民も貧困化していて北欧での移民への印象は最悪と言ってよいのだが、黒人への印象を悪くしないようなんかイケメン描写にしてた。別に原作での父親のキャラデザは「だから黒人はだらしないんだ」と思わせるような嫌悪感を抱かせるようなものではないし、単にポリコレを重んじてこういう改変をするのも、まあ世界展開なんだから仕方がないとは思うんだが、正直興醒めなところではある。
 まぁ「欠片」に過剰な意味を持たせてるのは今もってよくわからんところはあるんだが、原作を読んだらアニメ版から受ける印象とは違っていてフツーに期待できるような感じだったから、最近の原作にできるだけ忠実に寄せる方向性のアニメ化になれている自分にとってはちょっと驚いたというか。

真の仲間#2

 かつて一緒に戦ったお姫様が押しかけ女房にくる話。お前には足りないところがあるから補ってやるという態度は、これはもう出来た嫁なので、ヒロインがええ娘であればあるほどおとぎ話になってしまうから、それはそれで何か別世界の話でちょっと萎えるところがないわけでもないが、そこはその妄想上等ならもうこれはどっぷり浸かるしかないという感じなのかな。今流行の話題でいえば、男が家事、女が下方婚なので、なんとのうバランスが取れてる感じ。勇者サイドのほうももう知らぬこととして扱うのではなく同時進行らしい。
 自分も詳細だとか割合だとか正確に知ってるわけではないんだけど、昔はこういう押しかけ形式も数は少なくともそれなりにあったらしい。つい昔は男性優位社会だったからなんでもかんでも男の意思が優先されてたって勘違いしがちなのではあるが、今現在は例えば結婚にしてみても、女のほうの押しが強い場合もあるのだが、割と女のほうは結婚相談所に頼るというイメージが強く、昔は女の意見が無視されたという被害意識の大半の原因は、相手の男の意思が尊重されたから…ではなくて、「イエ」の意思が強かったというだけの話。見合い形式が大半だったわけで、相手が気に入らなきゃそれは男の側でも女の側でも簡単に断ることができたし、むしろ女の側に選択権が強くあったからこそ農村の嫁不足は起こっていたのであって…。

サルサソースwithハバネロ

 ハバネロの消費のアテとしてサルサソースはずっと念頭に置いていたのだが、懸案のトマト調達ができたので調理してみた。

f:id:corydalis:20211014212438j:plainf:id:corydalis:20211014221242j:plain
 ちなみにサルサソースのレシピは
mama.smt.docomo.ne.jp
魚拓
 ここを参考にした。
 まづトマト。とにかく高いのだ。近場のスーパーで二個248円(税別)もする。で、本日ねんがんの安売りが実施されてたので早速購入、@98(税別)なので大して安くなってないが、夏野菜のトマトにしてみたら季節外れなのだから仕方がない。しかもハバネロはトマトが安いときには成っていなかったのだからどうしようもないのだ。
 サルサソースもいろんなバリエーションがあって、加熱するものもあれば、自分が採用したように生のままのもある。食材の基本はトマトと玉ねぎレモン汁と辛みのようで、そこにやれにんにくだの香草だのオリーブオイルが入ったりもしてる。とにかく食材の種類が少なく、今回は通常入手困難なハバネロがあるのだがこれは別格で、入手しやすい材料のが良いと思ってる。何気に生レモンが若干ハードルが高い。巡り合わせが良ければそこそこ安く入手できるが、タイミングが合わないと@148円とかするので、たかだか搾り汁のためにそこまで払えるか!というのが正直なところ。最近はだいぶ暑さも和らいできたので、日常の飲み物に紅茶を作ることが多くなり、それも㌘2円ほどの安い茶葉だからとてもストレートでは飲む気がしなくてレモンティーにするために既に手元にあった次第。
 さて、味見だが、コレだよコレといった感じでようやっと激烈な辛さを体験することができた。食べた瞬間むせるような感じでしゃっくりまで出てくる感じ。口の中が腫れ上がるほどの辛さ。もちろんハバネロソースのみではアレなので、ソースをかけるアテがあるのだが、これまた安売りの鶏もも肉を昨日大量に唐揚げにしてたからそれを使った。いちおう食べる前には二度揚げになるが火を通しておいた。辛さで舌がバカになって唐揚げの味がわからなくなるということもないし、たしかに口の中は腫れぼったさが収まらないのだが、それでも辛さでたまらないということはない(あくまで個人の感想)。ハバネロは割とさわやかな辛さと評する人が多いが、それもなんとなくわかる気はする。
 まぁそんなわけで、割とこのハバネロソース気に入った感じではあるのだが、なにせ上記の通りトマトが高いのがネック。レシピでは半個使えみたいな指定だが、残部を処理するのがめんどいので一個単位で使うしかなく、だとすると一人分としては結構多めに作ってしまうことになるのもしんどい。まぁ野菜を摂取するのが目的の一つでもあるし、サルサソース自体がメインの一品と考えたら量の問題はむしろ多め上等!みたいな感じではある。まぁ飲み屋でこういうのが出てきたら昔の自分だったらおそらく肉だけ食ってソースの部分は肉にかかった部分だけで、残りはそのまま食わずに置いておいただろうことを思うと、人間変わるものではある。

タクト#2

 主人公が敵を倒す特殊能力を持つに至った経緯。うーん、やっぱりわからん。とはいえ、おそらくこれはコロナ禍で密を避けるためにコンサートが御法度になった現状をそのままモチーフにしてる感じはする。音楽が禁止といっても作品世界で例えばヘッドホンで音漏れさせずに音楽を聴くことはできるんじゃね?とも思うし、今のところ開放空間で音楽を演奏してそれが敵に聞かれるのがいかんのだろ?という感じなので、ただ、そうだとすると音楽を禁止されてストレスを本当に感じてるのかみたいな話にはなる。
 今回の、能力を発動するトリガーがあのような展開である必要があるのかもよくわからんし、まぁそうはいっても敵と戦える能力を獲得しなきゃ話は始まらんわけで、その辺の理屈付けをどうしてるのかわからんところではあるが、あんまり説明しても益のあることではないからすっ飛ばしたんだろうなという感じ。
 音楽を演奏することすなわち聴かせることの本質に触れていたようだが、主人公が一人で弾いて満足してるように見えながら、結局コンサートではセッションまでやっているわけで、フリなのかよみたいな。本物の音楽を見せてあげますよからの展開はいわゆる美味しんぼフォーマットなのではあるが、確かにA列車からシング×3の流れはようやく合衆国が舞台であることの合理性を出してきたなというところではあり、それなりに見どころにはなっていた。本当に観客が感動するだけのクォリティだったのかどうかはともかく、豪語してみせるだけの展開にはなっていたように思う。
 でも、音楽を演奏することの意義に関しては、例えばましろに比べたら雑には感じた。ましろのほうの主人公も、こう自分の祖父の音に憧れて、それ以外の音には見向きもしないという、ちょっと人間として壊れているところはあったからそのへんすべてが整っていたわけではないんだけど、逆にそういう偏りから出発してその後のエピソードで経験を積ませるというか幅広さや奥深さをコツコツと積み上げていたから、視聴者にとって丁寧な話運びだったように思う。
 ただ、今回の話だと、こう音楽を楽しんでるのは基本的に演奏者であって、スキルがあるものどうしで音を通じて対話してるという形になってる。聴衆はそうやって演奏者が楽しんでるそのおこぼれにあずかって感心しててくださいみたいな感じで、語弊があるのを恐れず言えば、演奏者同士で対話しているけれど、演奏者と聴衆で音を媒介として対話しているという要素はあまりに希薄な感じ。こういう構図があのポニテ姉ちゃんの言った誰も聞いてくれる人が居なくなった時に弾き続けられるのかという問いと対応してるのか、成長途上なのでそこまで頭が回ってないということなのか、それとも一切そのへんは考えずに、こういうシーンがかっこいいから提示してみたというだけの話なのか、先を見てみなければわからないところだが、本当にそこまで考えているのかどうかはまだまだといったところ。
 まぁ難しいところで、クリエーターの背負ってる業というか、別に聴衆の求めることに忠実に従って作品を作り上げたり演奏したらそれが一番かと言われるとそうではなくって、やはりその人のオリジナリティというか突き抜けたところが、受け手の想像を超えてくるからこそ感動を与えるって部分は多分にあって、いいなりも不可だが無視して突き抜けても理解されないしでその辺のバランス感覚だよな。で、それが敵と戦うことでテーマとして示されんの?みたいな。ドラマ部分にしろ、音楽の本質にしろ、どこまで真剣に描こうとしてるんだろうか?みたいな疑問というか懐疑心はある。

斗神姬#1

 古代とロボットがモチーフのおそらく萌えアニメ。正直気が乗らないんだけど大陸アニメということで一通り流しておくかといった程度。まぁ#1を視聴した限り、センスは今ドキのアニメに合わせてあるけど、雰囲気は一昔前のロボットアニメっぽくてシナリオも期待してよいのかどうか不明。
 普通語はほとんど理解できないんだが、それでもあちらのと比較してみると、大陸向けのほうがなんかしっくりくる感じ。バスの停留所でのアナウンスも、近未来っぽくしているけど基本はあちらの雰囲気がよく出てる。あとちょっと気になるのが主人公の名前、大陸向けと日本向けで違っててビックリした。

f:id:corydalis:20211012022604j:plainf:id:corydalis:20211012022609j:plain
 出身は四川省と言ってるし、四川省出身の日本名のキャラクターなんて違和感しかないので、個人的にはわざわざ名前を変える必要はないのだと思うが、日本人視聴者にとっては違和感はあるだろう。大陸のほうはクレジットがないのだが、日本のほうにはあって、主人公の両親、フツーに夫婦別姓だった。ワロタ。
 OPとEDも違ってて、日本のほうは音楽業界の押し付けなのかそれと知らなければ特に違和感はないのだが、個人的には大陸のほうが作品にはマッチしてるという気はする。
 古代とロボットの組み合わせということで、今回三星堆なる単語も出てきて、本当に真剣に古代との関連性と(でっちあげるにしろ)向き合うのなら視聴する甲斐もあると思うのだが、おそらく香りづけ程度だと思うのであまり期待はしてない。アイデア自体は日本人みたいだが、製作のほとんどが中国人なので、何を目指しているのかに関心を持って視聴していくつもり。

月とライカ#2

 訓練編。主人公どうやら上官を殴ったらしい。ヒロインの百面相も面白いっちゃぁ面白いんだけど、個人的にはやはりリアリティの部分というか、今となっては骨董品のような装置で宇宙に行ったという描写が単純に面白い。別に宇宙に出るために飛行士に必要とされる能力、例えば耐えるべき重力が昔と今とで変わってるわけではないハズなので、昔の人たちがどうやって宇宙開発を克服してきたのかという経緯がもうね。
 あと個人的には昔バンジージャンプで飛べなかったので、高所で足がすくむというのは妙に親近感が湧いたというか。観覧車などから見下ろす風景に恐れをなすことなんてないのに、いざ自分がその高さを飛ぶとなると、下の風景が一変してしまうという。